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プロボックスとサクシードの違いが今では薄れている!?
トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードのスペックと価格を比較!

トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの燃費・維持費

今ではほとんど同じ車!? かつてトヨタ 初代プロボックスとサクシードは何が違ったのか?
(画像=『CarMe』より引用)

1.5Lのエンジンに関しては両車ともに同じエンジンなのでカタログ燃費は同じ値になりますが、実燃費には少しの差があります。これは運転方法の違いや使用環境によって生まれているのかもしれません。いずれにしても、実際にはほぼ同じと言えるでしょう。

今日でも営業車としてのイメージが強いプロボックスだけに設定される1.3Lエンジンモデルは、実燃費性能でみると1.5Lと大きな差はありませんが、初期投資費用も含めたトータルの維持費は、1.3Lのプロボックスに分がありそうです。

一方、荷物を多く載せたり、高速道路の走行を多くしたりする場合は、非力な1.3Lではアクセルを多く踏む場面が増え燃費は悪化するので、1.5Lエンジンの車両を選択したほうが長い目で見ると維持費は抑えられるでしょう。

トヨタ プロボックスとトヨタ サクシードの走行性能

今ではほとんど同じ車!? かつてトヨタ 初代プロボックスとサクシードは何が違ったのか?
(画像=『CarMe』より引用)

プロボックスとサクシードは、商用バンとしての使い勝手を念頭に置いた専用設計で、次々と消滅してきたライトバンの中で時代の流れに寄り添いながら生き残ってきた車です。

2014年にビッグマイナーチェンジが行われ、現行のプロボックスとサクシードは車体が完全に統合。車名やエンブレムの他に違いとして挙げられるのは、1.3Lエンジン搭載の廉価版がプロボックスに設定されているくらいです。

現行のプロボックスとサクシードは走行性能にも違いがなく、ホームページなどではプロボックスとサクシードに分けて表記されていますが、走行性能の内容は同じです。

どちらも旧型のモデルと比べ走行性能が大幅に向上し、新たに搭載されたヒルスタートアシストコントロールや緊急ブレーキシグナル、VSC&TRCの標準装備で、予防安全性能も大幅に向上しています。ビジネスマンの使い勝手に考慮する姿勢はそのままに、多彩な収納など装備も充実させ、より使い勝手の良い車になっているのが魅力です。