目次
不動産投資のリスク2.修繕リスク
不動産投資のリスク3.金利上昇リスク

不動産投資のリスク2.修繕リスク

修繕リスクとは、修繕・設備費用が発生するリスクです。新築でも中古でも、ある程度時間が経てば修繕の必要が出てきます。

配管の交換、外壁や屋根の塗装、室内のリフォーム、エアコンや給湯器の取替や、入居者の入退去の際のリフォームなど多くの修繕リスクが存在します。

不動産投資はリスクが高い? 空室や修繕など9つのリスクと5つの回避策
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

これらをゼロにすることはできないため、対処法としては、修繕費を事前に積み立てておく必要があります。目安として賃料収入の3%を修繕に向けて積み立てておくことをおすすめします。またリフォームすることで家賃を高く保つことができるというメリットもあります。

不動産投資のリスク3.金利上昇リスク

金利上昇リスクとは、不動産投資ローンの金利が上がり、支払総額が上がってしまうリスクです。金利上昇リスクを回避するためには、

  • 変動金利ではなく固定金利にする
  • 繰上返済をする

などが挙げられます。

不動産投資はリスクが高い? 空室や修繕など9つのリスクと5つの回避策
(画像=『RENOSYマガジン』より引用)

固定金利は変動金利よりも元々金利が高い分、支払い終わるまでずっと固定の金利になるものです。変動金利は逆に固定金利よりも金利が低い分、半年ごとに金利が見直され、金利上昇のリスクが存在します。

不動産投資はリスクが高い? 空室や修繕など9つのリスクと5つの回避策
(画像=引用:住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2021年4月調査)】|住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)、『RENOSYマガジン』より引用)

しかし今は金利が非常に低いため、変動金利を選択している人が多いのが住宅金融支援機構の調査データからも分かります。全体の68.1%が変動金利を選択しています。