目次
もうひとつの特A品種「ふっくりんこ」
北海道米のイメージを一新した「きらら397」
もうひとつの特A品種「ふっくりんこ」
北海道にはもうひとつ特Aを取得している「ふっくりんこ」があります。こちらはJAL国内線ファーストクラスの機内食にも採用されました。
ふっくりんこの名前の由来は、「お米の一粒ひとつぶがふっくらとしたおいしいイメージ」と一般公募で名付けられました。
味は、その名のとおりふっくらとやわらかい食感が特徴です。甘味も強く、特に魚料理との相性が良いと言われています。
私個人的には、よくホテルの朝食や和食屋さんなどで使用されているイメージがあります。
北海道米のイメージを一新した「きらら397」
次においしい北海道米の元祖となった「きらら397」を紹介します。
北海道で1988年(昭和63年)に「しまひかり」と「キタアケ」という品種をかけあわせて誕生しました。きらら397の味の良さが広まり、北海道のお米のおいしさが全国に知られることになりました。
きらら397の名前の由来は、道内の公募で決定し「きらら」とは古い日本の言葉で「雲母がきらきらと美しいさま」を表し育成地の系統番号「397」が付いています。
ゆめぴりかやふっくりんこなどの品種もきらら397が元となって誕生した品種です。まさにおいしい北海道米の元祖です。