30プリウスと同じハイブリッドだが専用セッティングを施す
車体は、CセグメントのFFモデル用である「MCプラットフォーム」がベースで、ハイブリッドシステムは3代目プリウスのそれと同じではあるが、CT200向けにリファインされている。
搭載されるのは、直列4気筒の1.8Lアトキンソンサイクルエンジンで、ハイブリッドシステムや横滑り防止装置の「VSC(Vehicle Stability Control)」、電動パワステの「EPS(Electric Power Steering)」の制御を変更するなど、よりスポーティな走りが可能になるセッティングが施された。
トランスミッションは、電気式無段変速機が組み合わされている。
その後、日本では2014年にマイナーチェンジしてお馴染みの「スピンドルグリル」を採用。2017年のマイナーチェンジでは、最新デザインのスピンドルグリルが与えられ、内・外装の意匠と質感を磨き上げると共に、先進安全装備である「Lexus Safety System +(レクサスセーフティシステムプラス)」が標準装備されている。
パワートレーンや駆動方式は1つ!グレードは4つ!
CT200h誕生の背景や変遷はこれくらいにして、現在の日本仕様のラインアップを確認してみよう。ハイブリッド専用車なのでパワートレーンは1つのみ。
グレードはベースモデルの「CT200h」、中間グレードの「CT200h “version C”」、スポーティグレードの「CT200h “F SPORT”」、ラグジュアリー仕様の「CT200h “version L”」が用意されている。