【1】「楽天カード」か「楽天銀行デビットカード」の支払いに充当する

楽天ポイントは、楽天の公式クレジットカード「楽天カード」や「楽天銀行デビットカード」の支払いに充当することができ、実質的に現金化することが可能だ。

こちらはリアルな現金化ではないが、本来は銀行口座から引き落とされる支払い代金に、楽天ポイントを充当することで、実質的な支払い金額を減らすことができるのである。

まず、楽天カードは「ポイント払い」サービスを利用することで、請求金額の引き落としに楽天ポイントを利用できる。手続き方法は楽天カード会員の公式サイト「楽天e-NAVI」にログインして「ポイント払い」を選択してポイント数を入力すればいい。

ただし、手続きができるのは毎月12日以降(最小24日まで)になっており、使えるポイントの上限は会員ランクによって変化する。

楽天銀行デビットカードのほうは、事前に楽天銀行アプリからポイント利用の設定をしておき、そのあと買い物をすればポイントで支払いができる。なお、楽天ポイントは50ptから支払いに利用可能だ。

使い切れない、余っている「楽天ポイント」を無理やり現金化する方法
(画像=『オトナライフ』より 引用)

楽天カードの公式サイト「楽天e-NAVI」にログインし(左写真)、カードご利用状況画面の「ポイント払い」を選択して手続きしよう(左写真)

使い切れない、余っている「楽天ポイント」を無理やり現金化する方法
(画像=rakuten-bank.co.jp、『オトナライフ』より 引用)

楽天デビットカードで楽天ポイントを使うには、楽天銀行アプリで事前に手続きしておく必要がある

【2】「楽天証券」から楽天ポイントで投信や株を購入してリアル現金化する

「楽天証券」で投資信託や日本株(現物)を購入するときに、代金の全額または一部に楽天ポイントを充てることができる。

ただし、利用できるのは通常ポイントのみで、期間限定ポイントや他ポイントから交換したポイントは利用できないので注意しよう。

また、投資を行うには楽天証券の口座開設が必要になるし、ポイントで投資した投資信託や株で損失が出るリスクがあることはご了承願いたい。

投資信託や株を購入したら、買い付け売却手数料や税金(約20%)などを考慮して、十分利益が乗っているときに売却すればいいのだ。これで楽天ポイントをリアル現金化することが可能になる。

なお、楽天では楽天証券の口座を開設せずに楽天ポイントで気楽に疑似投資体験ができる「ポイント運用」もある。

使い切れない、余っている「楽天ポイント」を無理やり現金化する方法
(画像=rakuten-sec.co.jp、『オトナライフ』より 引用)

楽天証券では投資信託の購入に楽天ポイントを使うことができる。ただし、期間限定ポイントや他ポイントから交換したポイントは利用できない

使い切れない、余っている「楽天ポイント」を無理やり現金化する方法
(画像=rakuten-sec.co.jp、『オトナライフ』より 引用)

写真は少し投資信託で損出が出ている状態だが、もし、購入した投資信託に手数料や税金を差し引いても、十分な利益が乗っていれば売却して現金化すればいい