楽天経済圏では、楽天市場での買い物を中心に楽天が提供する数多くのサービスや、楽天カード、楽天ペイなどのキャッシュレス決済で、楽天ポイントをどんどん貯めることができる。もらった楽天ポイントは、さまざまな楽天のサービスで利用できるが、果たして現金化することは可能なのだろうか? そこで、今回は楽天ポイントをどうすれば現金化できるのか探ってみたいと思う。

楽天ポイントには「通常」と「期間限定」ポイントがある

楽天市場では、楽天グループのサービスをたくさん利用すると、楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)が最大15倍(2022年3月末まで)までアップされる。そのため、楽天経済圏ではもらった楽天ポイントを、ほかの楽天グループでの買い物で使用ができるのが大きな魅力となっている。

そんな楽天経済圏にどっぷり浸かっていると、年間10万ポイント以上貯まる人も珍しくないが、そんなに貯まってしまうととても使い切れないだろう。そこで、ここでは楽天ポイントを何とか現金化する方法を探ってみたいと思う。

だが、その前に楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があり、利用方法が異なることを確認しておこう。

まず、「通常ポイント」は、楽天グループのサービスや楽天カードの利用金額に応じてもらえるポイント。有効期限は1年だが、ポイントを獲得ごとに1年延長されるため、実質無期限に貯めることができる。

これに対し「期間限定ポイント」は、楽天市場のSPUをはじめとするキャンペーンでもらえるポイントのこと。有効期限はキャンペーンごとに異なるが、SPUの場合は45日間ほどしかないので注意が必要だ。

使い切れない、余っている「楽天ポイント」を無理やり現金化する方法
(画像=event.rakuten.co.jp、『オトナライフ』より 引用)

楽天市場では、楽天SPUでどんどんポイントが貯まる。でも、使い切れないポイントを現金化することはできないのだろうか?

楽天ポイントの「通常ポイント」を現金化する方法

楽天ポイントは「通常ポイント」も「期間限定ポイント」も、楽天のサービスや楽天ポイント提携店で利用できるが、「通常ポイント」は「期間限定ポイント」に比べると、自由度が高く現金化のハードルも低い。

通常ポイントを現金化する方法のひとつめは「楽天カード」や「楽天銀行デビットカード」に充当して、実質現金代わりにする方法。

もうひとつは「楽天証券」で投資信託や株取引するときにポイントを使って購入し、その後現金化する方法だ。こちらは投資で損失が出るリスクはあるものの、リアル現金化も可能である。

なお、いずれの方法でも1pt=1円として利用できるので、使い切れないポイントがある場合は、是非検討してみよう。

使い切れない、余っている「楽天ポイント」を無理やり現金化する方法
(画像=『オトナライフ』より 引用)

楽天カードでもらえるのは「通常ポイント」。こちらの有効期限は1年あって現金化もしやすい