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THUNDER C GPの内装は質感が超高い!
THUNDER C GPの重量をチェック
THUNDER C GPの内装は質感が超高い!

THUNDER C GPの内装を外してみた。チークパッドはボタン3点、トップは2点で固定されている。ボタンは国内ではあまり見たことがないようなものが使われているが、SHUMAでも一度見ているので取り外しは迷わなかった。
トップ内装はカーボンの平織りのような柄がプリントされておりレーシーな雰囲気がある。差し色の赤で「GP THUNDER C」と製品名が入っている。触ってみるとゴムのような感触で質感の高さを伺わせる。前側のプラスチック部分には「ALWAYS AHEAD(常にさきへ)」というLS2のキャッチコピーが刻印されている。
THUNDER C GPの重量をチェック

筆者はフルフェイスヘルメットを使い続けているが、 THUNDER C GPのようなレーシングフルフェイスは使ってこなかった。なぜかと言われれば理由は二つあるのだが、一つは身長が低いのでエアロパーツが付いて帽体が大きいヘルメットを被ると頭が目立つから、そしてもう一つは重いからである。
だがカーボンを採用すればFRPやABSベースよりも軽くなる(強度と厚みを出すために多少FRPは使っている)。更にカーボンの柄が美しいので本来は塗料もクリアを塗る程度で済んでしまうのである。塗料なんて微々たるものだろうと思うかもしれないが、意外とヘルメットの重量中で塗料がしめる割合は小さくない。
今回はグラフィックモデルをお借りしたので塗料分は多少重量オンされているわけだが、実際に重量を測定してみたところ、なんと重量は1396gだった。筆者が愛用しているSHOEIのZ-8(グラフィックモデル)は国内のフルフェイスモデル中でも軽量であることがセールスポイントだが1398gなのである。(どちらもMサイズ)これは衝撃的な軽さだ。
※Z-8はピンロックシート付、THUNDER C GPはピンロックシート無し