ダイエットと言えば、数か月にわたって取り組まねばならない辛いものだと思われるかもしれません。しかし、実はたったの一週間だけでも、食事制限と運動との組み合わせである程度の成果を出すことは可能です。今回は、一週間ダイエットのメニューを大公開していきます。

1週間ダイエットで痩せることが可能!

1週間のダイエットメニューを大公開!運動と食事で効果的に痩せよう!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ダイエットは最低でも2~3か月の継続を覚悟しなければならないと思われる方が多いでしょうが、一週間だけでも効果は出せます。もちろん骨の折れるものになるのは間違いありませんが、むくみを取り、見た目を細くするだけであれば十分目指せます。

むくみというのは、簡単に言うと水分を摂り過ぎて血管から染み出る水分が増えたりといった原因で、一時的に体が太く見えてしまうことです。これをトレーニングや塩分、アルコールの摂取を控えるなどで通常の状態に戻せば、目に見える効果が出るのです。

体の1gの脂肪を落とすのに7キロカロリーを消費する必要があるとされており、1㎏落とすのなら7,000キロカロリーの消費が必要になる計算となります。運動だけで消費するのは厳しいですが、これに食事制限を組み合わせれば可能なレベルになります。

目安として、瘦せ型の方であれば1㎏程、太り気味な方は3㎏程度までを一周間で落とせると言われています。過度なメニューはかえって体調不良などを誘発しますので、このあたりが健康的に痩せられる範囲内となります。

1週間ダイエットで痩せる方法

1週間のダイエットメニューを大公開!運動と食事で効果的に痩せよう!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

一見無茶にも見えるかもしれない一週間ダイエットですが、工夫次第で健康的に数キロやせる事は十分可能であることが分かりました。続いては、実際に一週間で実践できるダイエット方法を解説していきます。

方法①摂取カロリーを減らす

1週間のダイエットメニューを大公開!運動と食事で効果的に痩せよう!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

1つ目は、摂取カロリーを制限し、減らす方法です。ダイエットと言えばまずこれを思い浮かべる方も多いでしょうが、減量を成功させるには、摂取するカロリーよりも消費するカロリーを多くするのが基本的な手法となります。

一般の成人男性であれば、一日に2,600キロカロリーを、女性であれば2,000キロカロリーほどを一日の生活の中で消費するとされており、このカロリー以下の摂取カロリーに抑えれば、当然痩せていきます。

先に述べた通り、人間が1キロ瘦せるために必要なカロリーが7,000キロカロリーですので、瘦せ型の方を目安にすれば一日の食事で1,000キロカロリー少なくすれば、7日間で合計7,000キロカロリー制限し、1キロダイエットに成功する計算です。

もしも本格的にカロリー制限をしたいのならば、1日から3日というごく短い期間で行う断食があります。1.5リットルほどの水分を摂る、カロリーの高い飲み物は避けるといったことを意識しますが、慣れていないとストレスになる事は知っておくべきです。

方法②有酸素運動・無酸素運動

1週間のダイエットメニューを大公開!運動と食事で効果的に痩せよう!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

2つ目は、有酸素運動と無酸素運動です。有酸素運動は、長い時間をかけて高い負荷を体にかける運動の事を指します。ジョギング、ウォーキングなどが該当し、脂肪をエネルギー源として消費していきます。

これに対して無酸素運動は、短い時間の中で高い負荷をかける運動です。短距離走やウェイトリフティング、各種の筋肉トレーニングがこれに当たり、ホルモンの分泌によって脂肪分解を促進、エネルギーとして使える状態にします。

効率の良い無駄な脂肪の燃焼には、この有酸素、無酸素両方の運動を組み合わせるのが重要です。それが消費エネルギーのアップに加えて、何もしていない時に消費するエネルギーである基礎代謝の向上にもなるのです。

どちらであっても、運動量が多ければそれに比例して消費するエネルギーも多くなります。たくさん取り組んで効率的に消費したい所ですが、無理をしても逆効果ですので、出来る範囲の運動を継続するのが大切です。

方法③ストレッチ

1週間のダイエットメニューを大公開!運動と食事で効果的に痩せよう!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

3つ目は、ストレッチです。有酸素運動や無酸素運動と比較して激しい運動でもありませんから、ダイエットにはあまり効果的ではなさそうにも見えますが、実はやるのとやらないのとでは大きな違いがあります。

主にストレッチを取り入れる目的としては、血行を改善してむくみを取り除き、基礎代謝を向上させ痩せやすい体にするというものがあります。また、就寝前のちょっとした時間にやると、寝付きやすくなるなどの利点もあります。

タイミングとしては、お風呂から上がった後が最も適切とされています。このタイミングが最も血行が良く体も柔らかくなっている状態ですので、痛くならない範囲で取り組めば徐々に柔軟に、かつ代謝向上も見込めます。

無理に伸ばさず、痛みの出ない範囲でゆっくりと伸ばしていると、続けていく中で次第に柔らかい体になっていきます。1分前後と要する時間も極めて短いので、朝起きた時、寝る前などのリフレッシュの意味合いも兼ねてやってみましょう。

方法④マッサージ

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(画像=『KASHI KARI』より引用)

マッサージも、ストレッチと同様に血行の改善から来る基礎代謝の向上効果が期待できます。むくみを改善したり、代謝を底上げするのはもちろんのこと、有酸素運動によって疲弊した筋肉をほぐして疲れを取る事もできます。

上半身は少し難しいですが、下半身のマッサージであれば自分だけでもできます。マッサージ用のオイルなどを使うとより効果的で、体が温まりますし良い匂いもするなどアロマ的な効果もあります。

但し、実際に行う場合には、素人知識でやろうとせずに、必ず専門のプロにやってもらうことを推奨します。というのも、医学的な知識のない方が間違ったマッサージをすると、炎症を起こしたり腰痛持ちの方は悪化させてしまう事もあるからです。

こうした事態を避けるためにも、金銭的に余裕があるのなら専門家を頼りましょう。マッサージでは筋肉に対する刺激の強弱が非常に重要で、筋肉間の連動の知識も欠かせませんので、プロに頼らないとしても、可能な限り正しいやり方を調べて下さい。

方法⑤半身浴

1週間のダイエットメニューを大公開!運動と食事で効果的に痩せよう!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

最後は半身浴です。完全に運動ではなくなりましたが、これもやはり、体の内面を良くするためにはぜひ取り入れるべきです。主な効果はむくみと代謝の向上ですが、これに加えて体内の不要な老廃物を汗として排出する効果もあります。

ただ風呂に入っただけで痩せられるのならダイエットも楽なものですが、もちろんそんな効果はありません。ですが、無駄なむくみを解消したり、短期間でしっかり痩せられる体作りにはプラスの効果があります。

完全な入浴となると、体をほぐすためには20分程度と長い時間を要しますので、肺や心臓などの臓器への負担が少ない半身浴の方が向いていると言えます。また、入浴後は水分補給を忘れず行いましょう。

汗を流して体から水分が失われた状態ですので、冷たく冷え切ったものでは無く、体に負荷をかけない常温に近い水を飲むのをお勧めします。冬場でも知らない内に脱水を起こし得るので、欠かさずに行ってください。