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修繕の中でも水回りが特に大切
区分所有法によって修繕対象は「専有部分」と「共用部分」に分かれる

修繕の中でも水回りが特に大切

水回りの点検や修繕はとても重要です。水回りの点検を怠り、キッチンや浴槽、トイレの設備が故障して水漏れしてしまった場合、修繕費用が他の設備と比較して高くつくだけではなく、漏水によって物件の劣化を進めてしまうことになります。

ワンルームマンションを購入して運用していた場合、水漏れが起こると、他のオーナーが所有している部屋にも影響を及ぼしてしまうかもしれません。

実際に故障して大きな被害が出てしまう前に、日頃から少額の費用をかけて定期的に点検をしておきましょう。

区分所有法によって修繕対象は「専有部分」と「共用部分」に分かれる

区分所有建物であるワンルームマンションを購入した場合、「建物の区分所有等に関する法律」(区分所有法・マンション法)が適用され、建物は専有部分と共用部分に分類されます。このうち、共用部分については将来必要になる修繕工事の費用を積み立てることになります。これが、いわゆる「修繕積立金」です。

修繕積立金は、マンションの所有者で構成された管理組合が管理します。