岡山のジーンズ、山形のニット 日本のファッション産地の魅力に迫る

2020.2.23
SENSE
(画像=mongione/Shutterstock.com)
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ファッションといえば海外のイメージが強い人も多いかもしれませんが、実は日本にもファッションの産地があることをご存じでしょうか。かつて日本は繊維産業が盛んで、その名残が残っている地域もまだ各地に存在しており、彼らの作る高い品質の商品は、海外のラグジュアリーブランドからも注目を集めています。日本の主なファッション産地について紹介します。

実は世界からのニーズが高い日本産ファッション

ファッションの産地といえばイタリアやフランスを思い浮かべる人も多いかもしれません。確かにヨーロッパには、プラダやグッチ、ルイ・ヴィトンなどさまざまなラグジュアリーブランドがあります。大量生産という意味で中国は世界的なファッションアイテムの生産地であるといえるでしょう。しかし、実は日本もファッション産地として世界から評価を受けています。

かつて日本は繊維産業が一つの大きな産業でした。現在も産業構造の変化の中で規模は小さくなっているものの、ある一定の生産・輸出は行っています。特に他の国と比べて糸や生地などの輸出割合が高く、高品質な素材として世界の多くのブランドからのニーズは高いのです。

日本の主なファッション産地とは?

日本のファッションは、昔から特定の地域で集中して生産をするのが特徴です。その名残からか現代でもファッションの産地は、特定のエリアに集まっています。日本の主なファッション産地について紹介します。

岡山のジーンズ

日本のファッション産地と聞いて最も有名なのは、岡山県のジーンズではないでしょうか。もともと岡山では綿花の栽培が盛んで、1960年代にはジーンズの生産が始まっていました。加工技術や染めの技術の高さに定評があり、多くのハイブランドからも注目されています。2009年には児島地区の町おこしの一環として「ジーンズストリート」が誕生し、観光地としても注目が高まっています。

山形のニット

山形県寒河江市はニットの産地として有名です。日本には数多くのニット産地がありますが寒河江市には、紡績から染色、編み、縫製、加工に至るまですべてを一貫して行える環境が整っています。もともとは他社のOEM(委託先ブランド名製造)やODM(委託者ブランドで設計、製造)を担っていたりハイブランドに糸や生地を供給したりするメーカーが多い傾向でした。

しかし2010年ごろから自社で製品までを作りブランドとして立ち上げるファクトリーが増えてきました。「佐藤繊維」や「バトナー」などが特に人気があります。

北陸の化学繊維

北陸の石川県や福井県、富山県では絹織物業が盛んでしたが、このエリアは化学繊維の製造で注目を浴びています。もともとは価格競争に巻き込まれていましたが、高付加価値路線に舵を切り替えたことで高い技術力に注目が集まりました。世界的なアウトドアメーカーなども北陸の化学繊維を使用しています。

近年では製品開発まで手掛けるブランドも増えています。天池合繊という会社が販売した髪の約5分の1の太さで織り上げた「天女の羽衣」は、その軽さや独特の風合いで注目を集めました。

和歌山のテキスタイル

和歌山県は、北陸や山形のような特定の製品はありませんが、質の高いテキスタイルを作ることで知られています。ニットの生産会社であるエイガールズは、世界最高峰の素材見本市であるパリのプルミエールでグランプリを受賞するなど世界的な素材メーカーです。またエコファーを製造する岡田織物の製品は、多くのラグジュアリーブランドが採用するなど技術の高さに注目が集まっています。

日本のファッションに改めて注目したい

日本のファッションは、日本人にとってもヨーロッパなどに比べると注目度は低いかもしれません。しかし高い技術力を持っており、その実力は欧州でも認められています。高い品質の洋服を楽しみたいのであれば、日本のファッションに改めて注目してみてもいいかもしれません。

文・J PRIME編集部/提供元・J PRIME

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