これまでキャッシュレス決済が可能なスマートウォッチといえば、Apple Watchの印象が強かったですが、2020年にはその状況が大きく変化。Garminやソニーのwena 3、Fitbitなどがさまざまなキャッシュレス決済の方法に対応を開始しています。この記事では、GarminとFitbitの最新モデルの多くで使用が可能な「Visaのタッチ決済」について紹介します。

世界で広く使われる「Visaのタッチ決済」

Visaのタッチ決済とは、その名称からも分かるように、クレジットカードでおなじみのVISAが展開するタッチ決済サービス。Visa加盟店のなかでも、タッチ決済に対応した店舗で使用が可能です。日本で現在対応している店舗は、コンビニだとセブン-イレブンやローソン、ミニストップなど。そのほかスーパーのイオンや、カフェのタリーズコーヒー、ドトール、ファーストフードのマクドナルドなど、このVisaのタッチ決済が使えるお店は想像以上に多いです。対応店舗の一覧は下記からご確認ください。

Visaのタッチ決済
https://www.visa.co.jp/pay-with-visa/featured-technologies/contactless.html

GarminやFitbitのスマートウォッチでVisaのタッチ決済を使う方法

Smart Watch Life
(写真=Smart Watch Lifeより引用)

GarminやFitbitのスマートウォッチの最新機種の多くは、このVisaのタッチ決済に対応。財布を出さずにサッと決済ができるので、使いはじめると思いのほか便利です。では使用するには、どのような手続きが必要なのでしょうか。

まず、GarminとFitbitの両者とも、提携する銀行のVisaデビットカードが必要。2020年12月3日現在、Garminの場合は日本で提携している銀行は「ジャパンネット銀行」「ソニー銀行」「三菱UFJ銀行」の3つ。Fitbitの場合は「ソニー銀行」のみです。これらの銀行のVisaデビットカードを持っていない人は、口座開設とカードの発行が必要になるので、最初のハードルはやや高めです。

筆者の場合はソニー銀行の口座をもともと持っていたので、必要なのはカードの発行のみ。Visaデビットカードの発行をウェブから申し込みをすると、1週間弱でカードが届きました。届いてしまえばスマートウォッチでの使用開始の手続きは非常に簡単でした。

なお、GarminとFitbitの対応機種については下記からご確認ください。

Garmin Pay
https://www.garmin.co.jp/minisite/garmin-pay/
Fitbit Pay
https://www.fitbit.com/jp/fitbit-pay

今後は提携カードや対応店舗の増加に期待!

なお、この「Visaのタッチ決済」、使えるお店は思った以上に多いのですが、日本での本格的な普及はまだまだこれからという印象。対応している店舗で「Visaのタッチ決済で」と伝えても店員さんが「?」になるケースもありました。

ただ、この「Visaのタッチ決済」は世界では広く普及している決済方法で、海外で使うには現時点でも非常に便利。またVisaはオリンピック・パラリンピック競技大会のワールドワイドスポンサーで、唯一の決済テクノロジースポンサー。チケット購入を含めオリンピック・パラリンピック会場で使用できる唯一の決済ブランドなので、オリンピック・パラリンピックを契機に日本でも使えるお店が増えていくかもしれません!

提供元・Smart Watch Life

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