ネット証券の投資信託の取扱本数ランキングTOP5 SBI、楽天、マネックス、カブドットコム、松井の特徴も紹介

2019.4.8
INVESTMENT
(写真=Freedomz/Shutterstock.com)
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投資信託は少額から始められて投資初心者向きと言われ、ネット証券各社でもこの投資信託の販売に力を入れている。投資信託の中でも多くの人が関心を寄せている手数料無料のノーロード投信は、どのネット証券で多く取り扱われているのだろうか。 

ネット証券の投資信託の中でもノーロード投信は低コストで人気

投資信託の良さは高度な専門知識が必要になる運用をプロに任せられることや、さまざまな地域や銘柄に資産を分散してリスク分散できることだ。

ただし投資信託を購入・保有・解約すると各種手数料が発生するため、投信積立で毎月一定額または一定量の投資信託を購入すると購入時手数料が積み重なるデメリットもある。

ノーロード投信であれば投資信託の購入手数料が無料で、投信積立でも主に信託報酬に注意を払うだけでいいため、ネット証券各社の人気投資信託銘柄の上位にはノーロード投信が名を連ねている。

ネット証券で投資信託の取扱本数が多いのはSBI証券と楽天証券

ネット証券では投資信託の取扱本数とともにノーロード投資信託の取扱本数を増やしていて、顧客に対して積極的にアピールしている。ネット証券の投資信託取扱本数ランキングと、各社の取扱投資信託の特徴は以下のとおりだ。

ネット証券 投資信託取扱本数ランキングTOP5(2019/3/22時点)

順位 ネット証券会社名 取扱投資信託本数 ノーロード投信本数
1 SBI証券 2,661本 1,326本
2 楽天証券 2,657本 1,351本
3 マネックス証券 1,177本 760本
4 カブドットコム証券 1,103本 678本
5 松井証券 805本 671本

※上記一覧は各ネット証券ホームページを参照して作成

ランキング上位5社の特徴は?

ここからは、SBI証券、楽天証券、マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券のランキング5社の投資信託について、その特徴を紹介しよう。

第1位 SBI証券――業界トップの投資信託取扱本数

ネット証券最大手のSBI証券は投資信託取扱本数においてもネット証券トップ。ノーロード投信取扱本数も全体の半数近くにのぼる。

幅広い運用会社、国内・海外株式や債券、REITなど、いろいろな投資対象・地域の銘柄や、バランス運用型やアクティブ運用型などさまざまな銘柄を取りそろえており、どんなレベルの投資家や投資方針の人にも対応できる。

SBI証券では取り扱う全投資信託に対して、毎月の保有残高に応じてSBIポイントを付与する「投信マイレージ」サービスを展開。投資信託では手数料無料以外に購入・保有で得するサービスも注目。

第2位 楽天証券――楽天カード決済できる投信積立

投資信託とノーロード投信取扱本数で、SBI証券としのぎを削っているのが楽天証券だ。ノーロード投信の豊富さもさることながら、購入時手数料が発生する場合には全額ポイントバックされる点も押さえておきたい。さらに投資信託残高が50万円以上であれば毎月の保有残高に応じたポイントも付与される。

特徴的なのは楽天カードで月々の投信積立の引き落としができること。購入時の手数料や換金手数料が無料の投資信託を選んで、毎月一定額を楽天カード決済すれば楽天スーパーポイントが付与される。コスト重視・ポイント利用を考えるなら楽天証券がいいだろう。

第3位 マネックス証券――テーマ別おすすめファンドを紹介「厳選セレクトファンド」

マネックス証券は、投資信託の取扱本数はSBI証券や楽天証券には及ばないものの、取扱総数に占めるノーロード投信の割合が7割近くにのぼっているのが特徴。

ノーロードではない投資信託も、「ゼロ投信つみたて」を利用すると毎月積み立てによる買付で手数料全額キャッシュバックを受けられる。

注目したいのは「マネックス証券厳選セレクトファンド」だ。インデックスファンド以外の取扱投資信託の中から、投資初心者におすすめの「マネックス資産設計ファンド <育成型>」や国内株式対象の「スパークス・新・国際優良株ファンド(愛称:厳選投資)」など、テーマごとに高評価の投資信託を1本ずつピックアップしている。投資信託の銘柄選びに困ったときに参考にするといいだろう。

投資信託または投信つみたての購入・保有で付与されるマネックスポイントは、JAL/ANAマイルや永久不滅ポイント・WAONポイントなどに交換できる。

第4位 カブドットコム証券――低コスト投信「eMAXIS」シリーズの種類が豊富

同じ三菱UFJフィナンシャル・グループの強みを生かした、三菱UFJ国際投信が運用する「eMAXIS/eMAXIS Slim」シリーズは、各種指数を対象とした低コスト投資信託として人気が高い。

購入時の手数料や換金手数料が無料で、低信託報酬が基本であり、信託財産留保額が無料の銘柄も多い。低コストで海外株式や国内株式・債券・REITなど、さまざまな種類や国を対象にした投資信託を検討する場合に向いているだろう。

第5位 松井証券――投資家目線で買いやすい投資信託を厳選

松井証券では全取扱投資信託の7割程度が海外のさまざまな資産に投資するファンドであり、国際分散投資によるリスク分散をしやすいのが特徴。

さらに全銘柄の8割以上がノーロード投信であるため、銘柄選択に不慣れな人でも松井証券厳選の銘柄の中から投資目的に合った銘柄を見つけやすい。

ブルベア型ファンド(対象指数の約2~5倍の値動きをするアクティブ運用型投資信託)を除いた取扱投資信託については、購入時の手数料が全額ポイント還元される。

さらに「投信サポート」では、無料電話で投資信託の相談に乗ってくれるため困ったときは強い味方になるだろう。

初めての投資信託ならノーロード投信が入りやすい

投資初心者が初めて投資信託を購入するなら、低コストのノーロード投信がおすすめだ。SBI証券と楽天証券ではこのノーロード投信を含む投資信託取扱本数が非常に多く、さまざまな投資スタイルに合った投資信託がラインナップされている。

それ以外の主要ネット証券においても、投資初心者でも購入しやすいノーロード投信を厳選して取りそろえている。ネット証券独自に運用する投資信託や各社のキャンペーンによって購入時手数料が無料になる銘柄もあるので、始める前には各社ホームページをチェックしてほしい。

文・近藤真理(フリーライター)
 

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