復興支援3:温泉旅館の努力と球磨焼酎蔵ツーリズム

<あゆの里 外観>
今回ご紹介する宿は「あゆの里」です。

玄関前には、足湯があります。
つい2021年の6月までは、1階のロビー他は工事中だったそうです。
新しく生まれ変わった、この5星の綺麗なホテルに宿泊してみてください。

旅館自慢の球磨焼酎ラウンジ。このラウンジは、球磨焼酎蔵ツーリズムにも利用されるそうです。(詳細はホテルにご確認下さい。)まるでビジネスクラスのラウンジのようですね。宿泊者はこのラウンジをなんと無料で利用できるのです!


おしゃれで、落ち着く空間ですね。

ここで飲む焼酎ハイボールは格別の味です。
復興支援4:こだわりの名店で「すし みむろ」で夕食

復興支援のため、地元のお店に伺うことにしました。あゆの里の若女将に紹介してただいた『すし みむろ』に伺いました。東京で修行を積まれた後、跡を継いで商われています。
料理だけでなく、器にもただならぬ思い入れがあり、寿司を置く皿、焼酎グラスやおちょこなど色々選ぶことができました。もちろんマグロなどは違いますが、食材も地産地消へのこだわりがとても強く、地域への強い想いを感じました。

<コース料理の数々>
コースのスタートはの茶碗蒸し。食べていくうちに白いものが・・・。白子が入っていました。
さすがに日本酒が欲しくなりますよね。
赤と緑の鮮やかな一品。さわら、ひらめ、銀杏。もう秋を感じます。そして、絶妙な火の入れ加減の牡蠣のオイル漬けと海老。(海老は頭や皮だけで味付けされているそうです。)
次に秋刀魚のつみれ汁ともう一品。どれも非常に新鮮で、素材の良さを引き出すレベルの高い食事だったと思います。

そのあとは寿司のコース。ここ人吉で江戸前を食べることができるとは!
珍しい赤酢の硬めのシャリ。最高です。
マグロは120キロ級の青森産。エンガワも美味しい。いくらはウニ乗せ飯。アナゴは塩とタレが選べましたが、シンプルに「塩」。間違いなし。ホワホワのアナゴは格別でした。(実は最初悩みタレで頼みましたが、大将が「塩が美味しいですよ」と、小声で言われたのを聞き逃さず、すかさず塩にしました!)
最後は玉子で、THE END。
焼酎はもちろん、日本酒も日本各地のものがあり、最高の料理でした。(6,000円~)
ちなみに、ランチも営業されていますが、1日1組のみです。(4,000円~)
【すし みむろ】
住所:熊本県人吉市駒井田町212-1
TEL:0966-23-3090
営業時間:12:00~14:30、18:00~22:30


お腹も心も満たされた後は、ウンスンカルタのライトアップを見ながら旅館へと歩いて帰りました。