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退職の前兆が疑われる5つの体調不良
退職前にできるストレスへの対処法

退職の前兆が疑われる5つの体調不良

職場のストレスの対処方法!ストレスでも円滑に退職するためには?
(画像=『工具男子』より引用)

あまりにストレスが多いと、体に何らかの変化が現れ始めるかもしれません。自分がストレスを受けすぎているかどうかを判断するためには、その症状がどのようなものかを理解することが大切です。

以下のような症状が出た場合は、自分が思っている以上にストレスを感じている可能性がありますので、専門医の診察を受け、適切な対処をしましょう。

体調不良①やる気が出ない

ストレスを感じすぎると、ネガティブな感情によって、気分が落ち込んだり、何もやる気が起きなくなったりすることがあります。やる気が出ない、周囲に無関心というのは、強いストレスから自分を守るための逃避行動だと言われています。

つまり、自分が思っている以上にストレスがかかっている証拠です。今まで楽しめていた趣味や好きなことが楽しめなくなった場合、うつ病の可能性がありますので、退職を検討すると同時に、早めに専門機関を受診して治療を受けるとよいでしょう。

体調不良②朝まで寝付けない

職場のストレスの対処方法!ストレスでも円滑に退職するためには?
(画像=『工具男子』より引用)

ストレスが溜まっていると、質の良い睡眠がとれないことがあります。夜中に目が覚めてしまい、朝になっても疲れているのになかなか寝付けないという人も少なくありません。

心や体が疲れていると、睡眠に影響を与え、寝つきが悪くなります。その結果、「睡眠負債」を作ってしまい、将来的に精神疾患につながる可能性があります。

体調不良③食事ができない

ストレスでご飯が食べられなくなる、食欲が湧かないことはありませんか?それは摂食障害と呼ばれている体調不良の症状です。

試験やオーディションなどの短期的なストレスはいいのですが、それが仕事となると長期的なストレスになります。その結果、摂食障害が長く続き、社会生活が続けられなくなることもあるのです。

最悪の場合、命に関わることもあります。症状が重い場合は専門の医療機関を受診する必要がありますが、最近では自分のストレス度合いをネットでチェックすることもできます。

体調不良④イライラが収まらない

職場のストレスの対処方法!ストレスでも円滑に退職するためには?
(画像=『工具男子』より引用)

過度なストレスは心身にさまざまな影響を及ぼします。温厚でいつもニコニコしていると評判の人でも、ストレス性の病気や睡眠不足が重なると、意外な変化を見せることがあります。その特徴は、怒りや不満といったネガティブな感情です。

さまざまな要因でたまったストレスを解消できないでいると、いつも憤慨してイライラしてしまうこともあるでしょう。そのような状態では、正常な判断ができなくなります。

普段は気にも留めないような周囲の人の発言や行動になぜかイライラしてしまうということなら、心身にストレスがたまりすぎているサインだと考えてください。

そのような状況では周囲に対して攻撃的にならないように気をつけると共に、改善のために速く行動することが大切です。

体調不良⑤アルコールに依存している

職場のストレスの対処方法!ストレスでも円滑に退職するためには?
(画像=『工具男子』より引用)

ストレス解消のためにお酒を飲む人もいますが、飲む量や回数が多くなり、依存症になってしまうことがあります。当然、食べ過ぎと同じように、お酒の飲み過ぎは体に悪影響を及ぼします。

アルコール依存症になり、毎日たくさんのお酒を飲んでしまうと、特に内臓に負担がかかってしまいますし、病気を発症するリスクが高まります。退職したい気持ちをアルコールに振り回されず、何に対してストレスを感じているのかを見極めて、その問題に対処するようにしてみましょう。

退職前にできるストレスへの対処法

職場のストレスの対処方法!ストレスでも円滑に退職するためには?
(画像=『工具男子』より引用)

何もしなければ、職場のストレスはどんどん溜まっていきます。場合によっては、そのストレスで心身ともに疲弊し、退職に追い込まれることもあるかもしれません。そうならないためにも、まずは職場のストレスを自力で解決してみることが効果的です。

対処法①有給を利用する

ストレスが多く、心身ともに疲弊している場合は、まず心身を休めることが大切です。有給休暇やバケーションを利用して、体を休め、リフレッシュしてみてください。また、仕事から少し離れることで、落ち着いて今後のキャリアを考えることができます。

とにかく退職しないことにはストレスから逃れられないと思うかもしれませんが、しばらく休みを取って仕事から離れてみると、それほどストレスを感じなくなるかもしれません。

対処法②同僚や家族に相談してみる

職場のストレスの対処方法!ストレスでも円滑に退職するためには?
(画像=『工具男子』より引用)

前述のように自分一人ではストレスに対処できない場合は、専門家に相談することをお勧めしますが、ハードルが高いと感じる方もおられることでしょう。

そこで、自分が信頼している友人や家族に相談することで、ストレスと上手に付き合う方法が見つかるかもしれません。ストレスへの対処法が見つからなくても、悩みや愚痴を聞いてもらうだけでも、気持ちが楽になることがあります。

ストレスに対して感情的になってしまうと、退職しか道はないと思いがちです。そのため、冷静な判断ができるように客観的な意見を聞くようにしましょう。

対処法③心療内科を受診する

精神的なストレスが自分では抱えきれないほど大きい場合は、躊躇することなく心療内科を受診しましょう。ストレスが限界に達しても、「自分は大丈夫」「落ち込むはずがない」と思い込んでいる人が多くいます。その結果、症状が悪化するまで働いてしまい、うつ病になってしまうのです。