目次
バイヤーの仕事で得られるメリット
バイヤーになるための求人の選び方

バイヤーの仕事で得られるメリット

【バイヤー】の仕事内容とは?向いている人と必要なスキルを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

高い人気を誇るこのバイヤーという仕事には、どんなメリットがあるのでしょうか。ここでは主な4つのメリットをご紹介します。バイヤーを目指している方は、ぜひ確認しておきましょう。

メリット①世に知られていないものを見つける喜びがある

【バイヤー】の仕事内容とは?向いている人と必要なスキルを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

世の中には、田舎の職人さんや小さな工場で作られた商品など、商品自体の品質は優れていても、流通や販売方法が時代に合っていないために、知られていない、売れていない商品がたくさんあります。

そういった商品を見つけて世に出すことは、バイヤーにとっても大きなメリットになりますし、消費者にとっても高品質な商品を手に入れることができるというメリットがあります。また、生産者からも感謝されるということで、非常にやりがいがあります。

メリット②流行を生み出せる

【バイヤー】の仕事内容とは?向いている人と必要なスキルを解説!
(画像=『工具男子』より引用)

常に最新のトレンドを追いながら、世界を股に掛けてダイナミックな動きで仕事ができることも魅力のひとつです。

バイヤーは、現在のトレンドを把握するだけでなく、次のトレンドを見据えた買い付けを行う必要があります。バイヤーとして働くということは、その業界のトレンドの最先端に身を置くということです。

バイヤーは自分の好きな業界のトレンドを把握することができ、時には自分でトレンドを作り出すこともできます。特定の業界に強い情熱や興味を持っている人にとっては、とても魅力的な仕事です。

メリット③仕事の成果がわかりやすい

購入した商品の結果を販売データという形で見ることができるので、自分の仕事や努力の結果がわかりやすいです。

例えば、多くのサラリーマンは、頑張った結果が見えにくいため、モチベーションを維持するのが難しいと感じています。

バイヤーの仕事のように、結果が目に見えやすいということは、モチベーションの向上につながり、修正すべき点も見えやすくなるというメリットがあります。

メリット④実績が年収アップにつながる

バイヤーに求められるのは、特別な資格や学歴というよりも、交渉力や市場分析力、そして物を見る目などです。そのため、実力があれば、高学歴のエリートよりも社内での評価が高くなり、年収アップにつながることもあります。

バイヤーになるための求人の選び方

バイヤーの仕事で最も多いのは、アパレル業界です。センスが問われる業界なので、前向きなバイヤーが常に求められています。とはいえ、どの小売業でも必要なポジションですので、ここではバイヤーになるための仕事の選び方を、雇用形態や勤め先別にご紹介します。

求人の選び方①雇用形態で選ぶ

正社員の場合は、同業他社での経験が必須です。販売員としての経験と、バイヤーとしての経験を持つ即戦力が求められます。契約社員とは、3ヶ月、6ヶ月、1年などの期間限定で雇用契約を結ぶ社員です。結果を求められる仕事なので、与えられた期間で結果を出せないと長期契約は難しいでしょう。

求人の選び方②職種で選ぶ

職種で探したい場合は、バイヤー、アシスタントバイヤー、販売員などの職種を探します。バイヤーと書かれていれば、プロとしてのバイヤーを探していることになります。多くの場合、経験が求められ、情報分析などのスキルが求められます。

アシスタントバイヤーは、その名の通り、メインバイヤーの補佐役です。書類作成や分析、スケジュール管理など、必要な業務を、バイヤーのサポートをしながら仕事を覚えていきます。顧客との商談に参加することも多いので、交渉力も身につきます。

販売員は、未経験からバイヤーを目指す方におすすめです。どの業界でも、バイヤーになるには、まず販売員としての経験が必要になります。未経験でバイヤーになりたい場合は、営業マンからスタートして、バイヤーに転職するのが一般的なルートです。

場合によっては、キャリアアップの道として募集要項に書かれていることもありますので、よく読んでみてください。また、面接時にはバイヤーになりたいことを伝えておくとよいでしょう。

求人の選び方③勤め先で選ぶ


バイヤーは小売業には欠かせない存在で、主にスーパーやホームセンターなどの業種で活躍しています。バイヤーの活躍の場として人気が高いのが、百貨店です。

バイヤーは、百貨店に陳列する商品を選び、購入します。百貨店では食料品、衣料品、雑貨など多くの商品を扱っているため、バイヤーはいくつかのセクションに分かれているのが一般的です。

アパレルの場合は、「衣料品のバイヤー」「靴のバイヤー」「バッグや革小物のバイヤー」と担当が細分化されていることもあります。

以前は、コスト削減のために本社や本店のバイヤーが一括して仕入れを行っていましたが、最近では各店舗にバイヤーを配置して、現地のニーズを重視する店舗が増えています。

また、現地のメーカーとの共同商品開発やイベントを開催するケースもあり、商品企画力も求められます。アパレルの分野では、雑誌に登場するような華やかなイメージのカリスマバイヤーがいて、特に女性からの人気が高いです。

最近では、実店舗を持たないECサイトにもバイヤーがいる場合があります。自社や取り扱いブランドのイメージを損なわないような商品を選ぶ必要があります。

また、食品や家電に比べて、バイヤーはトレンドに左右されやすいので、これから何が流行るのかを見極める力が求められます。

個人店や小規模な店舗でバイヤーとして働く場合は、一人のスタッフが買い付けと接客・販売の両方を担当することが多いです。また、量販店では扱う商品が多岐にわたるため、バイヤーには豊富な商品知識が求められます。