目次
腹筋の部位を確認しておこう
具体的な毎日の腹筋トレーニングメニュー例

腹筋の部位を確認しておこう

腹筋は毎日した方がいい?1番効果の出る鍛え方を徹底解説!
(画像=引用:pixabay、『KASHI KARI』より引用)

腹筋トレーニングを行っていくにあたって、腹筋のいろいろな部位について理解しておきましょう。この知識をもっていれば、トレーニング時にそれぞれの筋肉を意識しながら一層効果的に鍛えていくことができます。

部位①腹直筋

まず腹直筋についてですが、これは「シックスパック」と呼ばれているもので、肋骨から恥骨までの範囲をカバーしている筋肉です。この筋肉は腱画と呼ばれる腱性線維によって6つ~8つに分割されており、多くの人が「腹筋」としてイメージするのはこの部位の筋肉です。

主な働きとしては、体幹を屈曲させたり呼吸時のサポート、また腹圧を加えることによる排泄や咳などがあります。トレーニング時には、上部と下部に分けたメニューで鍛えていくのが主流となっています。

部位②腹横筋

次に腹横筋ですが、これは腹筋の中で最も内側の層にあるインナーマッスルで腹直筋や腹斜筋をサポートしていく働きを持っています。さらには臓器を支え安定させる働きも担っていて、非常に重要な腹筋の部位ということができます。

腹横筋を上手に鍛えていくことによって、腰のくびれがきれいに作られていきます。腹横筋はスマートで美しく魅力的なボディを手に入れるために無視することのできない、とても大切な腹筋の一部ということを覚えておきましょう。

部位③外腹斜筋・内腹斜筋

他の腹筋の部位として「外腹斜筋」と「内腹斜筋」があります。この筋肉はお腹の両脇部分に位置しています。外腹斜筋はその名の通り外側、内腹斜筋は内側にあり、お腹を丸める動きや体をねじる動きをするときに主に必要な筋肉となります。

腹筋はこれらの筋肉で構成されており、それぞれが互いに密接に共同しているためバランスよくそれぞれを鍛えていくことが大切です。今自分はどの部分を鍛えているのかをしっかりと意識しながらトレーニングを行っていきましょう。

具体的な毎日の腹筋トレーニングメニュー例

腹筋は毎日した方がいい?1番効果の出る鍛え方を徹底解説!
(画像=引用:pexels、『KASHI KARI』より引用)

実際にどのようにトレーニングメニューを組んでいくことができるのか、その具体例を見てみましょう。それぞれのメニュー例を参考にしながら自分の状況に合わせてアレンジしていくと良いでしょう。

腹筋トレーニングメニュー例①

メニュー例①は腹直筋、腹斜筋、腹横筋の3種類をきれいに分けて鍛えていくメニューです。日曜以外ほぼ毎日行うことができるメニューなので、効率的なトレーニング法と言えます。

月曜日と木曜日 (腹直筋)クランチ・レッグレイズ・ニートゥチェスト
各15回3セットずつ
火曜日と金曜日 (腹斜筋)サイドクランチ・リバース トランクツイスト・ツイストクランチ
各15回3セットずつ
水曜日と土曜日 (腹横筋)ドローイングを30秒を5セット
ランニングを30分
日曜日休息

腹筋トレーニングメニュー例②

メニュー例②はメニューを二つに分けたもので、中2日開けて交互に行っていく方法です。合間に休息を入れながら行ていくトレーニングメニュで、無理なく続けやすいというのがメリットです。

メニューAハンギングレッグレイズ 15回を3セット
ケーブルクランチ 15回を3セット
メニューBバランスボールクランチ 20回を3セット
ロシアンツイスト 20回を3セット
アブローラー での膝コロ 数回を3セット