目次
着用してみたファーストインプレッション
味わったことのない違和感

着用してみたファーストインプレッション

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

エンデバージャケットを着用してみると、中綿入りのジャケットに比べると少々重さがあるように感じたが、あくまで比べればという話で極端に重いわけではない。

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

アウター生地は防水・防風性に優れた生地だが適度にストレッチ性があり、アウトドア用品メーカーのソフトシェルジャケットのような質感を感じた。

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

前ファスナーには止水タイプが採用されており、一般的なものに比べて防水・防風性に優れている。前立ては上部にしか採用されていないが、ファスナー裏にもタテが付いていることで、万が一ファスナーから雨風が入ったとしても防げる仕組みとなっている。

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

袖口はベルクロで調整できるようになっており、高めのエリ、腰元のストームガードなど風対策は万全といえるだろう。

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

ジャケット外側のポケットは全て止水ファスナーで開け閉めできるようになっており、走行中に落下の心配がなく、一般的なファスナーに比べて防水性が高いのも心強い。

筆者は身長164cm62kgという体系で、普段アウターはSサイズを購入している。サイズ感に関しては海外規格なのか、日本のサイズではMサイズ相当の印象を受けた。

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

さて肝心のSOLARCOREだが、薄いゲルの板が入っているような感じだ。一般的な衣服では感じたことがない感触なのだ。中綿入りジャケットに慣れていると、「いやこんなんで本当に寒くないの?」と少々不安になる。

なんせこの後、気温一けた台でバイクに乗るのだ。普段ならインナー・薄手のセーター・インナーダウン・中綿ジャケットと四枚は着込むところだが、とりあえずは1枚減らしてトライしてみた。

味わったことのない違和感

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

さて実際に着用して1時間ほど走行してみた。天気アプリで確認したところ外気温は8度だ。ちなみに下半身は厚手のメリノウールタイツ&靴下、裏起毛で防風のパンツという組み合わせだ。

結論から言うと、寒くない・・・いや少し走っていると「ちょっと暖かい」ような気がしてきた。走行風は完全にシャットアウトされ、冷たさが内部に伝わってくることはない。しばらくするとじんわりと体全体が暖かいような気がしてきた。これは新鮮な驚きだ。

中綿入りのジャケットの場合、綿の中に暖かい空気をためることで暖かくなる。だが SOLARCOREの場合には体とジャケットの間に暖かい空気がたまっているのだと思われる。

バイク実走行で防寒性をテスト!NASAが宇宙服で使う素材で作ったジャケット?!
(画像=『Moto Megane』より引用)

なんせ-196度の液体窒素をかけてもジャケットと体の間は気温が下がらないというから、バイクの走行風で内部の気温が下がることはないわけだ。もちろん外気が隙間から入ってこないように工夫がされているからこそだ。

生地にはストレッチ性があるので、動きを邪魔しないのも良い。ツッパリ感があるとバイクの運転に集中できないこともあるが、エンデバージャケットなら問題なしだ。