お腹がポッコリしているのを気にしている方も多いのではないでしょうか?トレーニングをしていても、なかなか脂肪が落ちないこともあるでしょう。
腹筋下腹部は、特に脂肪がつきやすく落ちにくいと言われています。お腹ポッコリとさよならするためにも、腹筋下腹部を効果的に鍛える自重トレーニングの正しいやり方とコツを解説していきます。
目次
腹筋下腹部を鍛えるのは簡単ではない
腹筋下腹部を鍛えることのメリットとは
腹筋下腹部を鍛えるのは簡単ではない
腹筋上部はトレーニングをすると割と落ちやすいですが、腹筋下腹部は一度脂肪がついたらなかなか落ちないため、苦労することも多いです。下腹部の腹筋とはどのようなものなのか、下腹部の腹筋を鍛えにくい理由についてもご紹介します。
下腹部の腹筋について
下腹部の腹筋は、お腹の真ん中にある筋肉と、お腹の側面にある筋肉に分けられます。お腹の真ん中にある筋肉は「腹直筋」と呼ばれ、下腹部の腹筋は腹直筋の下部分になります。トレーニングの中でも、腹直筋の上部は鍛えることはできますが、下部は鍛えることができないというトレーニング方法もあるのです。
誤ったトレーニング方法で下腹部の腹筋が落ちないという場合もあるでしょう。下腹部の腹筋を鍛えるためには、トレーニング方法がどこの部分に効果が発揮されるのかをしっかりと理解しておくことが大切です。
下腹部の腹筋を鍛えにくい理由
腹筋は、上部と下部に分かれていて、上部は筋肉がつきやすく、脂肪が落ちやすいので、トレーニングをすることでしっかり筋肉をつけることができます。しかし下部は筋肉の構造上、脂肪が落ちにくく、「トレーニングを毎日しているのになぜ落ちないの?」と落ち込んでしまう方も少なくありません。
筋肉は、よく動く場所と動かない場所に分けられます。腹筋上部はよく動く場所で「停止部」となり、腹筋下部は動かない場所である「起始部」となります。停止部はトレーニングをすることで効果を発揮しやすく、発達が早いという特徴があります。
しかし起始部は、トレーニングをしてもあまり動かないため、発達するのが遅くなります。そのため、トレーニングを毎日欠かさずしていても、効果が現れてこないということも多いでしょう。
下腹部の腹筋はあまり動かない場所ではありますが、トレーニングによる刺激が加わっていないわけではないので、安心してください。発達は遅くて時間はかかりますが、下腹部の腹筋に効果的なトレーニングを繰り返していけば、下腹部もスッキリとしてくるでしょう。
腹筋下腹部を鍛えることのメリットとは
腹筋下腹部が気になって、トレーニングを考えている方も多いのではないでしょうか?夏は薄着の季節で、海やプールなど上半身を露出することも増えてきます。
腹筋下腹部を鍛えることで、見た目が良くなることはもちろん、魅力を引き出すためにうれしいメリットも存在するのです。腹筋下腹部を鍛えることのメリットをご紹介していきます。
メリット①便秘の解消
便秘に悩まされている方はいませんか?辛い便秘は、腹筋下腹部を鍛えることで解消することができます。腹筋がない場合、大便をする時にお腹に思うように力が入らず、便秘になってしまうことも多いです。便秘解消のためには、腹横筋と呼ばれる深層部にあるインナーマッスルを鍛えることがポイントになります。
腹横筋は、お腹の周りをぐるっと包み、内臓や背骨を支えています。腹横筋を鍛えることで、コルセットのように引き締めることができますから、結果お腹に力が入るようになり、便秘にもおさらばできるでしょう。
メリット②下っ腹がすっきり
下っ腹が出ていると、見た目も悪くなってしまいます。腹筋下腹部を鍛えると、下っ腹がすっきりしてかっこよくなるでしょう。トレーニングをしている方の中には、腹筋上部だけ鍛えられて、下腹部はぽっこりしたままという方もいるかもしれません。
腹筋上部だけ鍛え上げても、下腹部がぽっこりだとバランスも悪くなってしまいます。腹筋上部、腹筋下腹部に効く効果的なトレーニング方法を正しく取り組んでいくことで、美しいラインに見せることができるのです。
メリット③姿勢の改善
姿勢が良い方は、スタイルもよく見えます。お腹周りに筋肉がつくことで、背筋もピンと良くなり、姿勢を改善することができるのです。腹筋の他に、「脊柱起立筋群」と呼ばれる筋肉も鍛えておくことをおすすめします。
脊柱起立筋群は、首から腰までを支えている筋肉で、背骨に沿ってついて支えています。脊柱起立筋群は、体を安定させるために非常に重要な役割があるのです。
ちなみに、荷物を持つなどで中腰になった時に腰が曲がらないようになっているのは、この脊柱起立筋群のおかげだと言えるでしょう。腹筋と脊柱起立筋群を鍛えておくことで、より姿勢を綺麗に見せることができます。