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髭脱毛後にヒゲが濃くなったと感じる「どろぼうヒゲ」「ポップアップ現象」とは?
髭脱毛後に髭が抜けるまでに起こりうる肌トラブル
髭脱毛後にヒゲが濃くなったと感じる「どろぼうヒゲ」「ポップアップ現象」とは?
髭脱毛経験者の中には、脱毛後に髭が濃くなったと感じる人が多く、この現象は「どろぼうヒゲ」や「ポップアップ現象」などと表現されます。
髭をなくすための脱毛でなぜ髭が濃くなってしまうのか、その原因を探ってみましょう。
「どろぼうひげ」とは?
メンズ向けの脱毛業界では、脱毛後に髭が濃く見えてしまうことを「どろぼうヒゲ」と表現することがあります。
どろぼうヒゲになるのにはいくつか理由がありますが、一番大きな原因はフラッシュやレーザーによって肌が負担を感じ、毛穴が狭くなってしまうことです。
また、フラッシュやレーザーの熱によって髭時代が焦げてしまい、毛穴に燃えかすが残ったり縮れた毛先が太く見えることもどろぼうヒゲの原因といえます。
この症状は脱毛後1週間近く続くことがありますが、髭脱毛を受けるとかなり高い確率でどろぼうヒゲになることと、あくまで一時的なものなのであまり神経質に考える必要はありません。
通い続けるうちにどろぼうひげ自体が目立ちにくくなっていくので、慣れるまでの辛抱だと思い、あまり気にしすぎないようにして下さいね。
髭がぽろぽろぬける「ポップアップ現象」とは?
髭脱毛によって髭が濃くなったと感じるのは、毛穴の中で「ポップアップ現象」が起きているからです。
ポップアップ現象とは、フラッシュやレーザーの熱でダメージを受けた毛根が毛穴から浮かび上がってくる現象のことで、かろうじて毛穴に収まっているものの、完全に抜けきれない状態のことをいいます。
施術後数日間はどろぼうひげとして残りますが、10日も経てばぽろぽろと自然に抜け落ちていくので、無理に引っ張って抜こうとせずにそのまま時が経過するのを待ちましょう。
実際の泥棒ひげが抜ける動画
軽くこするだけでいとも簡単に髭が抜けるのがわかりますよね。
髭脱毛は、髭が抜けるこの瞬間が一番の楽しみでもあるのです。
どろぼうひげ・ポップアップ現象の期間を少しでも短くする方法
1、クールダウン
脱毛機から放たれる光の温度は最大で200℃まで達するため、髭脱毛後の肌はとにかくデリケートになります。
サロンやクリニックでもクールダウンの時間はありますが、帰宅後も肌の赤みが続くようであれば保冷剤をタオルで包み、肌を冷やしてあげることが大切です。
赤みが落ち着けばどろぼうヒゲも多少は落ち着いて見えるので、施術当日どうしても髭が濃くなったと感じる人はぜひクールダウンを試してみて下さい。
2、入念な保湿ケア
安全性が保証されているとはいえ、脱毛は毛がなくなるほどの威力があるレーザーを照射するわけですから、施術後の肌はそれなりにダメージを受けてしまいます。
一番わかりやすいのはレーザーの熱によって水分が奪われる肌の乾燥で、肌を元の状態に戻すには入念な保湿ケアが欠かせません。
髭脱毛を受けた当日はもちろんですが、日頃から朝晩の保湿をしっかり行い、いつでも肌を健やかに保つことでどろぼうヒゲが落ち着くのを早める効果が期待できます。
3、規則正しい生活
私たちヒトの肌は、普段の食事や睡眠によって作られています。
栄養バランスのいい食事を摂ったり、毎日まとまった睡眠時間を確保することで肌代謝が活性化されるので、その分肌トラブルの早期解消につながります。
反対に、不規則な生活を送っていてはいつまでもどろぼうひげが落ち着かないということもあり得ますので、日頃から優しい生活習慣を心がけることが大切です。
髭脱毛後に髭が抜けるまでに起こりうる肌トラブル
髭脱毛をしてから髭が抜けるまで、何もお手入れをしないと予期せぬ肌トラブルが起きることも。
ここからは、髭脱毛後に起こりうる肌トラブル例をご紹介していきます。
1、ニキビのようにブツブツした「毛嚢炎」ができる
毛嚢炎(もうのうえん)とは、最近感染症の一種で、毛穴が白ニキビのようにブツブツしてしまう肌トラブルのこと。
髭脱毛後は肌がとてもデリケートな状態になりますが、この時に引っ掻いたり不特定多数の人が入浴する温泉に入る毛嚢炎ができることがあります。
もともと皮膚疾患がある人や免疫力が低下している時も毛嚢炎になりやすく、一度罹患すると抗生物質を服用・塗布するなどの治療が必要となります。
2、やけど
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛では、高熱を帯びた光を肌に照射するため、その時の肌質によって施術後軽いやけどを負ったような状態になることがあります。
サロンやクリニックでは肌トラブルを避けるために細心の注意を払っていますが、ごくまれにヒリヒリ感や赤みなどの症状が出ることも。
とくに、髭脱毛を初めてすぐはまだまだ髭が濃く、火傷のリスクが高まりますので、痛みを感じた時は無理をせずスタッフに都度相談することが大切です。