珍スポット愛好家 故荒川聡子さんのページで紹介され、B級スポット好きの間で評価が高く、いつか行ってみたと思っていた「歌志内市郷土史料館 ゆめつむぎ」に行ってきました!
噂通りのごった煮感で、昭和ノスタルジーに溢れる・・・歌志内に来たら「ゆめつむぎ」は絶対に行くべき。
その魅力はなんなのか?を紹介していきます。

目次
歌志内とは?
郷土史料館「ゆめつむぎ」

歌志内とは?

「ゆめつむぎ」を語る上で、知っておいてほしい「歌志内」の歴史。

まず歌志内市は、北海道中部にあり空知総合振興局に属する市です。
かつては石炭産業で栄え、昭和23年(1948年)にピークを迎えますが昭和40年代に入ると閉山が相次ぎ、1988年(昭和63年)には歌志内線も廃止となり、石炭産業と共に衰退していき、今では4千人以下の日本一人口の少ない市となってしまっています。

市街地には、かつての栄えた面影がほんのり残る、半分廃墟な建物が死屍累々と並んでいます。
不謹慎ながら、ある意味、これだけでも廃墟好きの方にはグッと来るものがありませんか?

B級スポット好きの聖地? 歌志内市郷土史料館「ゆめつむぎ」
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

郷土史料館「ゆめつむぎ」

そんな街中のほぼ中心部、不釣り合いなぐらい陽気さを感じる、とんがり屋根の建物が郷土資料館「ゆめつむぎ」です。
コロナ禍の2020年の8月に訪問したのですが、既に数組の見学者がいて、その人気?に驚かされます。

B級スポット好きの聖地? 歌志内市郷土史料館「ゆめつむぎ」
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

入り口を入ると、なぜか「なまはげ」の顔ハメパネルが!!
管理人のおばさんに理由を聞いてみると、秋田県の行事「なまはげ」を、独自のアレンジした「歌志内なまはげ祭り」が毎年2月に開催されるという事です。
つまりは2月にも行かなければなるまい・・・ということ?

B級スポット好きの聖地? 歌志内市郷土史料館「ゆめつむぎ」
(画像=『北海道そらマガジン』より引用)

さて入場料200円を払って入場するのですが、旧うたしない駅の駅名標に迎えられて既にテンションダダ上がり。
だいたいの順路を追って見学していきます!