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円満に辞めるための退職が決まったあとにすること
退職意思を上手に伝えて円満に会社を辞めよう

円満に辞めるための退職が決まったあとにすること

退職の意思の伝え方ポイントは?切り出すタイミングや退職理由を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

退職の仕方がわかっても、引継ぎの準備や退職願の作成など、やらなければならないことがいくつかあります。準備を怠ると、引き継ぎが不十分なまま退職することになり、会社の人に迷惑をかけることになりかねません。

退職が決まったら、仕事をしながら退職の準備をしなければならないので、時間に余裕がない場合もあります。事前にこの項目で、退職が承認されたときにすべきことを確認しておきましょう。

退職の準備①家族や同僚に伝える

退職の意思の伝え方ポイントは?切り出すタイミングや退職理由を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

家族、特に配偶者には、退職を決めてからではなく、転職活動を始めるときに伝えるようにしましょう。実際、家族に伝えるのが遅れたために反対されたり、トラブルになったりする可能性があります。

転職は家族を巻き込む人生の一大イベントです。転職によって、家計の計画から生活環境、子どもの教育環境までが変わってきます。そのため、少なくとも、転職に応募する会社を選ぶ際には、家族に相談することが必要です。

その際、会社の所在地、転勤の有無、希望年収、会社の安定性などを正直に話すとよいでしょう。意外とお互いの条件が合わなかったり、今まで話したことのない希望が出てきたりすることもあります。

退職の意思の伝え方ポイントは?切り出すタイミングや退職理由を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

転職活動が始まったら、これを機に他の家族とも打ち解けて話をしてみてはいかがでしょうか。同僚には、最終決済者の承認を得てから話すようにしましょう。良くない噂が流れたり、転職理由が本音と違っていたりすると、本人にも会社にも良いことはありません。

同僚と思わぬトラブルになったり、会社の悪口を言ったかのように誤解されたりするのは避けたいものです。同僚には、原則として承諾を得る前に伝えるべきでないことを心に留めておいてください。

ごく親しい同僚やお世話になっている同僚には伝えておきたい方も多いですが、この場合は、必要最小限にとどめ、やみくもに多くの人に伝えるのはやめましょう。

退職の準備②引継ぎをする

退職の意思の伝え方ポイントは?切り出すタイミングや退職理由を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

退職が承認されたら、引継ぎの準備をしましょう。まだ後任が決まっていなくても、書類の準備や担当者リストの作成など、やるべきことはあります。

また、引き継ぎのスケジュールはギリギリに決めず、退職日の3日前までにすべての引き継ぎを完了させるようにしましょう。余裕を持ったスケジュールを立てておけば、引継ぎ時のアクシデントにも対応できるはずです。

退職の準備③有給を消化する

余った有給休暇は退職前に使い切りたいという方も多いのではないでしょうか。しかし、有給休暇を完全に消化することはなかなか難しいのが現実です。

ビジネスパーソンとして、自分の都合だけで有給休暇の取得を押し通すのは得策ではありませんが、計画的に調整すれば不可能なことではありません。難しいのは、有給休暇を使い切るために、今の会社と転職先の2社とスケジュールを調整する必要がある点です。

退職の意思の伝え方ポイントは?切り出すタイミングや退職理由を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

内定をもらってから1~2ヶ月後に入社するケースが多いので、有給休暇を全て消化したい場合は、最終面接で有給休暇の取得や引継ぎを見越した上で計算済みの希望入社日を伝える必要があるのです。

退職の準備④退職届を用意する

退職願は、退職願が受理され、正式に退職日が確定した後に提出する書類です。役員や公務員の場合は、退職願ではなく「辞表」として提出します。

退職願も退職届も、会社の就業規則で「いつまでに」「誰に」提出するかが定められており、雇用形態によって提出のタイミングが異なる場合があります。就業規則で定められた期限を過ぎて提出すると、受理されず、希望日に退職できない可能性があります。

また、提出方法にも決まりがある場合がありますので、こちらも確認しておくとよいでしょう。提出方法に特に決まりがない場合は、直属の上司か人事部に提出してください。

退職意思を上手に伝えて円満に会社を辞めよう

退職の意思の伝え方ポイントは?切り出すタイミングや退職理由を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

今回は、退職の意思の伝え方のポイントをお伝えしましたが、いかがでしたか? 最も大切なことは、嘘偽りなく誠実に退職の意思を伝えることです。円満退職のポイントは、退職理由をどう伝えるかだけではありません。

退職のタイミングや手続きなど、今まで勤めていた会社と揉めることなく、円満に退職の手続きを進めることができるよう、理解し準備しておくことが大切です。

また、まだ転職先が決まっていない方は、会社から退職の承諾を得た時点から転職活動を始めましょう。離職期間が長くなればなるほど、採用が不利になりますので、できるだけ早く転職活動を開始することをお勧めします。

提供元・工具男子

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