メルカリで誤って出品した商品を購入されてしまった場合などに便利なのが「キャンセル申請」機能。キャンセル申請を行うことで取引を中止可能です。しかし「キャンセル申請を出したのに購入者が同意してくれない場合」はどのように対応すればいいのでしょうか。

この記事では、主に出品者向けに「キャンセル申請」について解説します。

メルカリの取引の「キャンセル申請」とは?

メルカリの「キャンセル申請」は、出品者・購入者が同意の上で取引を中断できる機能。キャンセル申請は「出品者から購入者に対して送る」ものであり、購入者が一方的に取引を中断することはできません。

メルカリの取引「キャンセル申請」に購入者・出品者が同意しないとどうなる?
(画像=出品者が購入者にキャンセル申請を送ると、購入者に「キャンセル申請に返答する」というDMが届きます。上記画像の「同意する」ボタンを押すとキャンセルが成立し、同意しない場合は取引が継続されます、『オトナライフ』より引用)

購入者がメルカリのキャンセル申請に同意した/同意しない場合はどうなる?

購入者がメルカリのキャンセル申請に同意した場合と同意しない場合について、それぞれ流れを解説します。

購入者がキャンセル申請に同意した場合

出品者がキャンセル申請すると、購入者の「お知らせ」に「取引キャンセル申請が届いています」と表示されます。メッセージ内には取り引きキャンセルされた商品IDと商品名、商品価格とともに、具体的なキャンセル内容が書かれています。

メルカリの取引「キャンセル申請」に購入者・出品者が同意しないとどうなる?
(画像=【1】購入者に届く「取引キャンセル申請のお知らせ」の表示例、『オトナライフ』より引用)
メルカリの取引「キャンセル申請」に購入者・出品者が同意しないとどうなる?
(画像=購入者はキャンセル申請に「同意する」か「同意しない」かの返答を求められます【2】キャンセル申請に同意すると、キャンセルが成立します。商品代金を支払われていた場合、支払い方法に応じて購入者に代金が戻ります、『オトナライフ』より引用)

購入者がキャンセル申請に同意しなかった場合

購入者がキャンセル申請に同意しない場合は、キャンセル申請は不成立となります。なおかつ取引画面のメッセージ機能を使うことができなくなります。

出品者と購入者の間を事務局が仲裁し、状況に応じた対応が行われます。事務局主導で取引がキャンセルされるケースが多いですが、出品者側の瑕疵が大きい場合、出品者にペナルティが課せられることもあります。