寒空の下でもやっぱりラウンドはしたい! というのが冬ゴルフ。ただ、重ね着のアイテムが増えるぶん、着こなしが難しくなるというのが悩ましいところです。それを解決するのが、ここでおすすめしたい小技。

それが、モードな着こなしをベースにした「モノクロ」の上下に、小物で一点差し色を投入するコーディネイトです。モノクロならではのラグジュアリースポーティなムードに加えて、重くなりがちな冬の装いに華やぎを添えてくれるカラーアイテムの組み合わせは、枯芝で寒さ募るコースの上で、きっとアナタを輝かせてくれるハズ。普段使っている色ですが、配色とアイテムを少し交通整理してあげるだけで、お洒落効果もてきめんとなってきます。スタイル、防寒、キャラ立ちの三方良しなこの手法、ぜひご参考に!

“シューズでさりげなく”なら色&柄で差す

レイヤードが不可欠な冬ゴルフには、枯芝にも映える「モノクロ+差し色」で攻略を!
(画像=『JPRIME』より 引用)

ゴルフ場であってもお目立ちではなく、クールさを楽しみたいオヤジには、シューズでの活用がお薦めです。とはいえ、センスは醸したいので、人気ブランド、ジーフォアのブルーカモ柄をあしらったスニーカータイプの一品を。足元に差すならカラーだけに気を使うのではなく、モノ選びにもこだわりを見せることでよりコーデが格上げされます。さらにカラーアイテムのそばに黒をもってくることで、引き締め効果が生まれてカラーの輪郭が際立つのです。一方、派手色のシューズを買ったはいいが眠ってしまっている…そんな人にも活用してほしいテクニックです。

シューズ¥31,900、ダウンベスト¥49,500、ブルゾン¥37,400、カットソー¥22,000、パンツ¥30,800、ニットキャップ¥13,200 *すべて税込

腕自慢ならば、スイング時にドヤれるベルトで投入

レイヤードが不可欠な冬ゴルフには、枯芝にも映える「モノクロ+差し色」で攻略を!
(画像=『JPRIME』より 引用)

コースのドレスコードがゆるくなりつつある昨今でも、一部名門はやはりシャツのタックインに厳しい。そこでのゴルフコーデを楽しむうえで欠かせないのは、ベルトの存在でしょう。重ね着をしていても、フォロースルーではチラリと顔を覗かせるという特徴を最大限に生かすなら、腰元での投入はお薦めです。特に、スイングの美しさに自信のある諸兄ならば、ナイスショットを決めたあとに悦に浸る時間もスタイリッシュにいきたいところ。目立ちにくい場所だけに、オールホワイトからのグリーンが一点の輝きをさらに強調。なお、ホワイトの色使いは、落ち着いたオフホワイトとブライトなホワイトを取り混ぜてグラデーションを形成し、立体的に見せるとより◎。

ベルト¥16,500、ブルゾン¥55,000、カットソー¥15,400、パンツ¥30,800、シューズ¥28,600 *すべて税込

着せ替え可能なグローブ差し。同じ人とのラウンドに新鮮さを加える

レイヤードが不可欠な冬ゴルフには、枯芝にも映える「モノクロ+差し色」で攻略を!
(画像=『JPRIME』より 引用)

グローブを使った差し色は、何よりコストパフォーマンスが高いので、写真のように多色で「色ち買い」して楽しめるのがいい。また着脱も楽なので、1日のうちに、インは赤、アウトはグリーンでというように気分次第での付け替えによって、メンタル的にも切り替えるてしまうなんてことも。全身は、スポーティなアイテムを使ってオールブラックまとめることで、カラフルなグローブがより美しく見えます。ブラック+カラフルは、差し色コーデとしてはベーシックですが、昨今のファッションが色数抑えめな潮流なので、モダンさが出ることもポイント。グローブはいくつあっても困らなので、利便性の面でも重宝するコーデ術です。

ブルゾン¥97,900、カットソー¥25,300、パンツ¥39,600、キャップ¥12,100 *すべて税込

OBSIDIAN(オブシディアン) オブシディアン 二子玉川店 03-6431-0809

グローブ ¥2,640(税込)、シューズ¥26,400(実勢価格)

とにかく万能、被るだけで「映える」ニットキャップ

レイヤードが不可欠な冬ゴルフには、枯芝にも映える「モノクロ+差し色」で攻略を!
(画像=『JPRIME』より 引用)

ここに選んだニットキャップは、ポニーロゴでお馴染みのラルフ ローレン。長らくメンズファッションに君臨するアメリカントラッドの代表だけに、すんなりと取り込めるはず。ここでは、モノクロの上下に無地を選びシンプルにまとめることで、キャップのイエローをさらに際立たせ相手の目線を上にあげる効果も。それにより、全体がよりまとまって写ります。ブラックのアウターなら防風や保温など、機能に優れたウエアもスタイリッシュに昇華。モノトーンでストイックな印象ですが、コンサバなブランドだけにクラシカルな雰囲気も加わり、名門コースにおいてもうわついて見えないのがポイントです。

ニットキャップ¥8,800、ニット¥42,900、パンツ¥19,800 以上ポロ ゴルフ
ブルゾン¥40,700、アール エル エックス ゴルフ/すべてラルフ ローレン
シューズはスタイリスト私物 *すべて税込

アイテムの組み合わせは、数あれど、方程式は「モノクロ+差し色」。これを押さえつつ、アナタ好みのコーデを考えてみるのも面白いかもしれません。どうしてもお洒落よりも防寒に走りたくなる季節ですが、テクニックを使って冬ゴルフもスタイリッシュに!

撮影 杉田裕一
スタイリング 鈴木 肇
ヘア&メイク 米尾太一
文 高村将司
編集 藤倉大輔

提供元・JPRIME

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