自分の家を売りたいと思った時、誰しも「いくらで売れるんだろう…」と気になるでしょう。そこで今回は、家の売却相場を調べる方法を詳しく解説していきます。簡単な方法から注意点、査定方法や売却額に関わる要因にも触れているので、家を売る予定のある方は是非参考にして下さい。

目次
家の売却相場を把握する重要性とは
家の売却相場を決める2つの査定

家の売却相場を把握する重要性とは

家の売却相場を調べる方法とは?簡単な方法から注意点まで徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

家を売る際、不動産会社任せではなく自分自身でも「売却相場」を把握することはとても重要です。相場を知ることで、不動産会社が提示した査定額が果たして適切なのか判断の基準にすることができます。新築でも中古でも、不動産には「相応の価格」というものがあります。家を売りたいと思ったら、まずは自分の家の相場を知ることから始めましょう。

家を売却する流れ

家の売却相場を調べる方法とは?簡単な方法から注意点まで徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

「家を売ろう!」と思っても、すぐに売れるわけではありません。家を売る際の知識として、売却する流れを知っておきましょう。

査定→不動産会社と契約→売却活動→売買契約→引き渡し 簡単に説明すると、家の査定をして売却価格を決め、選んだ不動産会社と媒介契約を締結します。不動産会社が中心となり売却活動を行い、買い手がついたら売買契約を締結し、家を引き渡す。といった流れになります。

家を売るのであれば、相場内でもできるだけ高く売りたいものです。その為には、自分でも売却に関わる知識を身に付けることも大切です。ひとつの不動産会社に頼るのではなく、複数の業者に査定をしてもらい、査定額をじっくり比較してから依頼する会社を選ぶことが重要です。

戸建てやマンションの適正な売却価格を設定できる

家の売却相場を調べる方法とは?簡単な方法から注意点まで徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

売却相場を把握しておくことで、戸建てやマンションの適正な売り出し価格を設定することができます。不動産会社の査定額は各社様々です。中には、実態よりも高い査定額を提示して手数料を狙う会社も存在します。査定額が高いと売り手としても心が動かされやすいですが、実際根拠なく設定された高額な家は、その価格で売却につながるケースはほとんどありません。

結果、売れ残ってしまったり、大幅に値下げをしなければならない状況に陥ってしまう場合もあります。反対に、早期売却を狙って相場より安く設定してしまうと、本来売れる価格の差額分を損することになります。

髙すぎても安すぎても売り手には損になることが多く、正しい価格で売り出すことは大変重要と言えるでしょう。その為にも、自分で「家の売却相場を把握する」ことはとても大切なのです。

家の売却相場を決める2つの査定

家の売却相場を調べる方法とは?簡単な方法から注意点まで徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

不動産査定には、主に「机上査定」と「訪問査定」という2つの方法があります。机上査定と訪問査定では、査定額に大きく差が出ることも少なくありません。では、どのタイミングでどちらの査定方法が良いのか、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

机上査定

家の売却相場を調べる方法とは?簡単な方法から注意点まで徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

机上査定とは実際に物件を訪問するわけではなく、物件の概要データや類似物件の売出事例、不動産市場の状況などを加味して、おおよその査定額を算出する方法です。データのみで簡単に査定を行うことから「簡易査定」とも呼ばれています。

机上査定は、手早くおおよその売却額が知りたい方に適しています。急ぎではないが、いずれは売りたいと思っている方、売却予定がなくても自分が住んでいる家の価値を知りたい方におすすめです。訪問調査に比べて物件を細かく調べる必要がないため、査定にかかる時間も少なく気軽な気持ちで行えます。

訪問査定

家の売却相場を調べる方法とは?簡単な方法から注意点まで徹底解説!
(画像=引用:三菱UFJ不動産販売、『工具男子』より引用)

訪問査定とは、言葉通り実際に物件を訪問して査定する方法です。机上査定のデータに加えて、不動産会社の担当者が現地を訪れ、土地の地形、形状、接道状況、日当たり、周辺環境、物件の使用状況、設備など、実際訪れてみたいと分からない状況、状態を直接確認し査定します。

机上査定では分からない情報を加味して査定するので、より適正な査定額が算出されます。具体的に売却を検討されている方は、こちらの訪問査定をおすすめします。