目次
ダイエット中のパンの選び方
ダイエット中のパンの上手な食べ方
ダイエット中のパンの選び方
ダイエット向きのパン、控えるべきパンの種類について紹介しましたが、その他にもいろいろと種類がありますので、どうしても食事に取り入れたい場合にはどれを選ぶべきかの基準を抑えておくべきです。
選び方①カロリーの目安
まず、カロリーの目安についてです。白米で考えると、茶わん1杯分のカロリーは約250キロカロリー前後になります。同一の量をパンで摂取するとなれば、食パンなら1.5枚分、ロールパンだと2.5個分で大体同じくらいです。
パンオンリーで比較すればこの個数になりますが、バターやジャムなどを塗って食べる場合にはカロリーはもちろん変化します。付けてはいけないという決まりこそありませんが、付け過ぎには十分に気を遣ってほしい所です。
選び方②白より茶色いパン
色で言うと、白色よりも茶色のパンがダイエット向きです。というのも、白いパンというのは精製度が高い、つまりGI値が高くなっており、こうしたパンは急激に血糖値を上昇させやすく、脂肪が付きやすいのです。
対して茶色のパンであれば、精製度は低くGI値も低め、故にGI値は高くないので、ダイエットに取り入れられます。ライ麦や全粒粉のパンなどがこれに相当し、比較的硬めな分よく噛むので、これもダイエット向きと言われる理由です。
選び方③やわらかいものより硬いパン
色の中で少し解説していますが、柔らかめのパンよりも硬めのパンの方がダイエットに勧められます。満足中枢というのが関係しており、血糖値の上昇を感知して満腹感を感じさせますが、働き始めるまでに15分から20分ほどかかると言われています。
硬めのパンであれば食べるのにも時間がかかりますので、食べ過ぎる事無く満腹感を感じる事が可能です。先に述べたライ麦パンや全粒粉のパンも推奨できますが、フランスパンも硬いパンの代表格です。
フランスパンというのは、小麦と水、そして塩とイーストだけで作られており、当然ながらGI値が低めです。食べるのには少々難儀するかもしれませんが、低カロリーなのでダイエット効果を重視するのならうってつけです。
ダイエット中のパンの上手な食べ方
当然ながら、ダイエット中はパンだけを食べるというような食習慣にはならないでしょう。余分なカロリーを摂取したりする事無く、また健康的に減量を目指すのであれば、他の食材の事も考えた食べ方を実践するべきです。
食べ方①食べ過ぎない
まず1つは、兎に角食べ過ぎに注意することです。たとえどれだけ低カロリーなパンであったとしても、余分に食べ過ぎてしまえば当然のことながらカロリーオーバーしてしまいますので、意図して注意する必要があります。
特に揚げパンなどをはじめとした、白色の柔らかいタイプのパンは美味しいのはもちろんの事、手軽に食べられますのでついつい多く食べてしまいがちです。そういうパン程高カロリーですので、一層気を付けて下さい。
食べ方②おかずやサラダを一緒に食べる
2つ目は、パンだけで済まさずに、おかずやサラダは必ず一緒に食べる事です。パンに限った話ではありませんが、食物が偏っていてはどうしても栄養も偏ってしまいますし、タンパク質や食物繊維不足には特に注意したい所です。
タンパク質は体を作る大本となりますから、これが不足すると筋肉量が低下し、代謝も下がってしまいます。食物繊維の不足も、腸内環境の悪化による便秘や基礎代謝の低下を招くため、やはり不足するのはよくありません。
その為、ソーセージやハム、レタスなどがサンドされたサンドイッチスタイルで食べたり、野菜を豊富に使ったスープを加えてみるなどバランスを考える事が重要となる訳です。
食べ方③ジャムやトッピングは控える
最後に、ジャムなどのトッピングはできるだけ控えるようにしましょう。ジャムでもマーガリンでもバターでも、塗って食べれば美味しいことは間違いありませんが、ダイエット中ではやはり避けたいところです。
それは単純に、パン単体で食べるよりも高カロリーになってしまうからというのが最も大きいので、ライ麦や全粒粉パンでも避けたいところです。味気ないと感じる場合には、オリーブオイルをほんの少量塗ると血糖値上昇が抑えられます。