王妃カトリーヌも愛した「ほうれん草のオムレツ」簡単レシピ

王妃カトリーヌとは?ほうれん草との関係性

王妃カトリーヌは、イタリア・フィレンツェの大富豪の娘で、本名をカトリーヌ・ド・メディシスと言います。彼女は、1533年に14歳という若さでフランスの王子アンリと結婚します。

そんな彼女がフランス宮廷にもたらしたものの1つが、ほうれん草料理です。当時フランスでは、ほうれん草はあまり普及していなかったのですが、明るく積極的な性格のカトリーヌがもたらしたフィレンツェの文化や料理にフランス宮廷の人々は注目するようになり、ほうれん草料理も広まっていったと言われています。

実は、マカロンやシャーベットなどのスイーツをフランスに伝えたのも彼女だと考えられており、1547年に王妃となったカトリーヌは、今でも歴史上の重要人物とされています。
そのため現在でも、「フローレンス風(フィレンツェ風)」と呼ばれる料理には、たいていほうれん草が添えられて出てきます。

お家で簡単に作れる「ほうれん草のオムレツ」レシピ

ほうれん草は胃腸のほうき!?栄養素に効果効能、王妃の愛したレシピも紹介!
(画像=『店通-TENTSU-』より 引用)

【用意するもの(4人分)】
・ほうれん草…1/2束
・じゃがいも…1個
・卵…3個
・ベーコン…1パック
・バター…10~15g
・塩こしょう…お好みで
・ケチャップ…お好みで

【作り方】
①ほうれん草は、ほうれん草の茹で方を参考に茹でた後5cmほどに切り、じゃがいもは、茹でて皮をむいた後ひょうし切り(幅1cm角ほどの長方形)にする。

②ボウルに卵を割り入れかきまぜた後、ほうれん草、じゃがいも、ベーコン、塩こしょうを入れ、さっくりと混ぜ合わせる。

③フライパンにバターを加え中火で熱し、バターがフライパンの上で均一に溶けたことを確認したら②で混ぜ合わせたものをフライパンの上に流し込み、厚さが均一になるよう整える。蓋をして、弱~中火で5分程焼く。

④片面が焼けていることを確認したらひっくり返し、今度は蓋をせずに裏面も3分ほど焼く。フライ返しでひっくり返すのが難しそうな場合は、一度お皿などに移してから再度フライパンに戻す方法をとるとやりやすい。

⑤竹串を刺し、具材がくっついてこないことが確認できたらお皿に移す。

⑥お好みでケチャップをトッピングしたら完成!

ベーコン以外にも、ソーセージやピーマンなど、お好みで具材を変更することで、さまざまな味や色合いを楽しむことができます。ぜひ色々試してみてください。

まとめ

「胃腸のほうき」「一瓶の薬」とまで呼ばれるほど、栄養満点のほうれん草。王妃カトリーヌが愛した伝統ある野菜でもあります。
今では一年中味わうことのできるほうれん草ですが、これからの季節、一年で最もほうれん草のおいしい季節がやってきます。ぜひ、王妃が愛したと言われるほうれん草のオムレツをご自宅でも味わってみてください。

◆参考文献◆
『まるごと ほうれんそう』絵本塾出版
『ホウレンソウの絵本』農山漁村文化協会

文・Ms.小わっぱ/提供元・店通-TENTSU-

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