2022年より支給停止の基準が緩和される予定
2020年5月に年金制度改正法が成立した。
これにより2022年から、60~64歳の場合の停止要件が、65歳以上と同じになる。
28万円から47万円に基準が緩和されるので、これまでより多く稼いでも年金を受け取りやすくなるだろう。
できるだけ長く働きたい人が増えている現代に合わせた制度変更といえる。
ちなみに47万円の数字は物価変動率を考慮したものであり、毎年見直しが入るため、変更される可能性もある。
年金受給額と収入を確認しよう
在職老齢年金制度は、給料を受け取りながら老齢厚生年金も受け取れる仕組みのことだ。
給料の月額と厚生年金の月額によって、年金の受給額が調整される。
給料が多くなると年金の一部または全部が支給停止となるため、ご自身の年金受給額と収入額 を確認しておこう。
2022年からは支給停止の要件が緩和され、60代前半の人は働きながら年金も満額受給することがさらに容易になる。
厚生年金だけでは生活費が不十分な人も多いため、60歳以降も少しでも長く働くことを検討するのも良いだろう。
文・MONEY TIMES編集部
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