これまでダイエットに挑戦したことのある方であれば、「アンダーカロリーダイエット」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これはどんなダイエットをする際にも基本となる考え方で、しっかりと実践できていれば体は確実に痩せていきます。この記事ではアンダーカロリーダイエットの正しいやり方や計算方法について解説していきます。
目次
アンダーカロリーダイエットとは?
アンダーカロリーダイエットの正しいやり方
アンダーカロリーダイエットとは?
やり方や計算方法を考える前にまず、この「アンダーカロリーダイエット」とは一体どんなものなのかを正しく理解しておくことが大切です。
ダイエットにおけるアンダーカロリーというのは、消費するカロリーよりも摂取するカロリーを低くするという考え方です。その逆に摂取カロリーが消費カロリーを上回ってしまう状況をオーバーカロリーと言います。
物理的に考えても、消費よりも摂取カロリーの方を低くキープすることができていれば、確実に痩せることが可能で、ダイエットを成功に導くことができるわけです。非常に簡単明快な理論ですが、このアンダーカロリーダイエットを効果的に行っていくためには正しいやり方を理解して実践することが必要となります。
アンダーカロリーダイエットの正しいやり方
ダイエットを行う上で欠かすことのできない大切な方法と言えるアンダーカロリーダイエットですが、その正しいやり方のポイントについて3つの点を見ていきましょう。
食事による摂取カロリーを制限する
ダイエットで基本となるのは、摂取カロリーの制限です。もちろん消費カロリーを増やして摂取カロリーを上回れば良いのではないか…という考え方もありますが、簡単で継続しやすいのは摂取カロリーをコントロールする方法となります。
例えばポテトチップスのようなスナック菓子のカロリーは、内容量にもよりますが500kcal前後と言われています。もし体重60Kgの方がこれを消費するとなると、およそ7.5kmもの距離をジョギングをすることが必要となります。こう考えると、摂取するカロリーをコントロールする方が簡単だということが分かるのではないでしょうか。
消費カロリーを計算して目標を立てる
何事も達成可能な目標を立てることで成果や効率を上げていくことができます。ダイエットにおいても、自分がどれだけ痩せたいのかを数字化し、それをもとに1日の消費カロリーと摂取カロリーの差をどれだけ出せばよいのか、はっきりとさせることが大切です。
具体的な計算方法についてですが、例えば3ヵ月で5kg痩せたいとします。体の余分な脂肪1kgを減らすのに必要な消費カロリーは7200kcalと言われていますので、5kg減らすにはトータルで36000Kcalの消費が必要だということが分かります。
3ヵ月で5Kgという目標なので、36000Kcalを90日で割ると一日400Kcalの消費が必要であることが明確になります。このように1日の目標を具体的に数字に出してそれを日々達成していくよう心掛けるなら、アンダーカロリーダイエットを効果的に実践していることになり、確実に痩せていくことができるのです。
食事のときにはカロリー計算する
1日の消費カロリーの目標を立ててダイエットを実践していくうえで、食事のカロリー計算を正確に行うことが必要になってきます。でも、毎回の食事について自分で分析して調べながら計算していくのは骨の折れる作業になり、途中で挫折してしまう可能性もあります。
最近は、アプリやネット上で自分の食事のカロリーを教えてくれるものも多数存在しています、中には食事の写真を撮ることでカロリーを教えてくれるものや、食材を入力することで簡単にカロリーを知ることのできるサイトも存在しています。便利な機能を上手に使いながら快適にダイエットを行っていきましょう。