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医療秘書になるためのおすすめ資格
医療秘書の職場や年収は?

医療秘書になるためのおすすめ資格

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=『工具男子』より引用)

医療秘書として働く人には、命を預かる仕事をする医師をサポートするための専門的な知識やスキルが必要不可欠です。そのため、即戦力として活躍できるよう、専門的な知識を身につけられる資格の取得をおすすめします。

医療秘書の資格①医療秘書技能検定

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=『工具男子』より引用)

最初にご紹介する資格は「医療秘書技能検定」です。医療秘書の多くは、特に資格は必要ありません。しかし、即戦力として活躍したい場合は、医療秘書検定の取得を条件とする組織もあるようです。

医療秘書技能検定とは、全国医療秘書教育協議会が認定する資格で、医療現場で働くために必要な医療知識を評価し、レセプトを作成するためのものです。

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=『工具男子』より引用)

試験は年2回行われ、4つのレベルに分かれています。これらの試験に合格することで、高いレベルの知識と技術を身につけ、専門的な仕事を行うことができるようになります。

医療秘書技能検定は、3級では難易度が低く、それ以上の級になると難易度が高くなります。合格点は全級とも3分野各100点で、総合合格点は180点以上、各分野の正答率は60%以上です。

医療秘書の資格②日本医師会認定医療秘書

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=『工具男子』より引用)

「日本医師会認定医療秘書」とは、医療事務の専門知識と最新の情報処理能力を併せ持つ人材の育成を目的に設立された、日本医師会認定の民間資格です。

資格取得には、日本医師会が認定する研修機関でカリキュラムを受講したのち試験に合格し、必要な専門科目を習得する必要があります。

養成機関には通信制と全日制があり、長い道のりですが、合格率は90%以上と高く、日本医師会認定ということもあり、信頼できる資格といえます。

医療秘書の職場や年収は?

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=『工具男子』より引用)

病院やクリニックでの医療事務や医療秘書は、景気に左右されず、常に安定した求人がある業界なので、安心して就職することができます。また、一般企業の事務職に比べ、仕事内容や給与が安定しているのも特徴です。年齢に関係なく就職に強いのが医療事務・医療秘書の魅力です。

医療秘書の職場

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=引用:日本医療事務協会、『工具男子』より引用)

医療秘書は、主に大きな病院で働くことが多いです。しかし最近では、個人経営のクリニックでも求人が出ているようです。また、医療従事者の負担を軽減するため、外来診療や病棟、内科、産婦人科、眼科などさまざまな診療科で必要とされている職業です。

医療秘書の年収

【医療秘書】の仕事内容とは?医療事務とは違う?年収や資格まで解説!
(画像=『工具男子』より引用)

国税庁の調査によると、給与所得者の平均年収は約436万円であるのに対し、医療秘書の平均年収は約330万~約400万円となっています。つまり、医療秘書の年収はサラリーマンの年収より30万円から100万円程度低いということです。

ただし、医療秘書の給与相場は、勤務地や病院・クリニックの規模、勤続年数、職務経験などによって異なります。東京都心部の大病院は給与水準が高い傾向にあり、平均年収以上の収入を得ることも可能です。

地方で働く医療秘書の場合、勤続年数で医師や看護師と深い信頼関係を築き、経験スキルを積むことで給与アップが可能です。