浅草寺の混雑状況と混雑対策
平年の浅草寺の混雑状況

浅草寺に初詣に出かける人は正月三が日で290万人といわれているように、除夜の鐘が鳴り終わって新年を迎えた深夜0時がピークといわれています。
雷門から本堂までの約400メートルほどの距離は、通常は徒歩約5分ですが、初詣客で混雑している正月三が日は1時間~3時間は掛かるようです。さらに後ろには続々と初詣の参拝客が向かってきており、押し合いへし合いといった状況になっています。
2022年の混雑予想
2022年の浅草寺の初詣の混雑状況は現段階ではわかりませんが、コロナウィルスの影響次第では人数が減る可能性も高いでしょう。
しかし2021年は平時年と同じく、深夜0時の初詣の人出は密状態だったようです。2022年も同じように密状態になる可能性のほうが高いかもしれません。浅草観光連盟のホームページでは分散参拝をお願いしています。
初詣の混雑回避の方法

初詣の混雑回避の方法、時間をずらす方法と期間をずらす方法の2つがあります。時間をずらす方法は、夜明け前を目指して出かけるとよいようです。浅草寺の初詣のピークは元日深夜の0時ころですが、仲見世通りのお店によると夜明け前の朝5時~6時ころが少し落ち着く状況ともいわれています。
しかし平年であれば日の出と共に7時~8時を過ぎると再び混雑し始めるため、少しでも混雑を回避したい場合は夜明け前がおすすめのようです。
期間をずらして回避する方法
浅草寺だけではなく寺社仏閣の多くが初詣の期間は節分までとしているため、正月三が日ではなく時期をずらすのも一つの方法です。節分の深夜に出かけた人は、ほとんど参拝者がいない浅草寺は神秘的で、美しくライトアップされた雷門や仲見世通り、お堂などが厳かだったという人もいます。
時期をずらしての初詣は混雑する正月の初詣よりも浅草寺の独特な雰囲気を楽しめるため、かえってよい初詣になるかもしれません。
浅草寺と周辺の交通規制
浅草寺境内の交通規制

毎年浅草寺の初詣は、参拝順路などの交通規制が行われています。雷門から順番に列に並び仲見世通りは浅草寺への一方通行になり、途中の路地からは入れないためご注意ください。
初詣の本堂内の参拝は2021年の場合は禁止されており、2022年の初詣も同じ対策が図られる可能性が高いといえます。しかし詳細はまだ検討段階のようです。初詣に出かけるときは、浅草観光連盟のホームページをチェックすることをおすすめします。
浅草寺周辺の交通規制

初詣の時は浅草寺周辺は交通規制が掛かるため、車で浅草寺や周辺に出かけるときはご注意ください。正月三が日は、「雷門通り」・「並木通り」、「馬道通り」は車両が全面通行止めになります。期間は、大晦日午後10時~1月1日午後4時までです。
このように浅草寺の初詣は大混雑することからもわかるように、初詣にお出かけの際は車ではなく、電車や徒歩で向かうのがおすすめです。
路線バスの停留場も変更になる
初詣の際は路線バスも、雷門通りや並木通り、馬道通りにある路線バスの停留所は、一本南側にある浅草通りや他の周辺の通りに設けられた臨時停留所に変更になります。
初詣時は人の流れがあるので浅草寺までの道のりを迷うことはないはずですが、事前に位置関係を確認しておくことをおすすめします。