ビジネスシーンやイベント・行事などで、どのネクタイを選べばいいのかわからない・選んだものが合っているのか不安という方は多いのではないでしょうか。
実は「パーソナルカラー(似合う色)」と「骨格診断(似合う柄・素材・結び方)」を活用すれば、センスに自信がない方でも《自分に似合う》《好印象を残せる》《失敗しない》ネクタイを選ぶことができます。今回は好印象をつくるプロであるイメージコンサルタントが、上手なネクタイ選びのコツをお伝えします!
目次
似合うネクタイの選び方・4つのポイント
POINT1:似合うネクタイの「色」の選び方
似合うネクタイの選び方・4つのポイント
POINT1:似合う「色」の選び方
POINT2:似合う「柄」の選び方
POINT3:シーンや目的別の選び方
POINT4:スーツ・シャツとの合わせ方
Appendix :年代によりネクタイ選びは変えるべき?ー20代・30代・40代・50代
POINT1:似合うネクタイの「色」の選び方
1−1.各色が与える色彩心理効果
前提として色が与える心理効果について知っておきましょう。ネクタイ選びだけでなく生活の様々なシーンで活用できます。
▼色が与える色彩心理効果
1−2.あなたに似合うネクタイの色選び
「似合う色」については「パーソナルカラー」の知識を欠かすことができません。ご自身の肌・髪・目の色と調和する色を身につけることで、顔色がよく見え清潔感のある印象になります。また、パーソナルカラーは一生変わることがないため、年代にとらわれず似合う色を楽しむことができます。
大まかに、黄みがかった色が得意(=イエローベース)か青みがかった色が得意(=ブルーベース)かだけでもわかっているとよいでしょう。
あなたにより似合う・違和感がないのはどちらのネクタイですか?
・緑やオレンジのネクタイ → イエローベース(Spring/Autumun)
・紫やシルバーのネクタイ → ブルーベース(Summer/Winter)
ご自分がイエロー/ブルーどちらかがわかったら、それに合わせてネクタイの色を選んでみましょう。「黄みがかった色か」「青みがかった色か」を意識してみてください。例えば「赤のネクタイ」であれば、イエローベースの方であれば黄みがかった朱色(オレンジレッド)が、ブルーベースの方であれば青みがかったストロベリーレッドやワインレッドが、よりお似合いになります。
例)イエローベース向きのオレンジレッド
▼ピエール・カルダン レッドネクタイ
例)ブルーベース向きのワインレッド
▼アルマーニ コレツィオーニ レッドネクタイ
尚、ビジネスシーンのアイテムは青みの色が多いため、イエローベースの方はアイテム探しが難しい場合があります。青みの色と黄みの色が両方入ったネクタイを選ぶと顔なじみがぐっとよくなるのでおすすめです。
例)イエローベースにおすすめの黄みの柄入りブルーネクタイ
▼バーバリー ブラックレーベル ブルーネクタイ
1−3.目的や演出したいイメージでネクタイを選ぶ
インパクトがあり華やかな《攻めの色》か、柔らかい印象の《守りの色》か。シーンや演出したい印象に合わせて選びましょう。
《攻めの色》 存在感がある・自己主張が強い
・鮮やかな色、濃い色、色味や濃さの差が大きい組み合わせ
▼ビームス ブラウンストライプネクタイ(イエローベースにおすすめ)
▼ビームス ネイビーストライプネクタイ(ブルーベースにおすすめ)
《守りの色》 ソフト・穏やか
・落ち着いた色、淡い色、色味や濃さの差が少ない組み合わせ
▼ウルトゥラーレ ピンクストライプネクタイ(イエローベースにおすすめ)
▼アルマーニ コレツィオーニ ブルーストライプネクタイ(ブルーベースにおすすめ)