目次
大胸筋が筋肉痛の時の筋トレはNG!その理由は?
大胸筋が筋肉痛にならないようにするには?
大胸筋が筋肉痛の時の筋トレはNG!その理由は?
筋肉痛が起きている状況で、なぜ大胸筋のトレーニングを控えた方が良いのか、他の理由についても見ていきましょう。ここでは主に覚えておくと良い3つの点について解説していきます。
理由①可動域が狭くなり筋トレの効果が減る
まず一つ目の理由として挙げられるのは、筋肉痛が起きている状況では体の可動域が狭くなってしまうためトーレーニングの効果がほとんど得られなくなるという点です。筋トレを効率良く行うためには、可動範囲を最大限活用する必要があります。
しかし、筋肉痛が起きている状態では、痛みが邪魔してしまい可動範囲を十分に使うことが難しくなってしまうのです。筋肉痛が生じている状態で、中途半端にトレーニングを続けていてもあまり意味がありません。しっかり回復した後に効率良く筋トレを実施していきましょう。
理由②怪我をしやすくなる
筋肉痛がある時に無理にトレーニングを続けていると、怪我のリスクも高まります。回復していない筋肉にさらなるダメージを与えてしまう可能性もありますし、痛みのために体の他の部分でかばおうとして正しい姿勢をキープできなくなり、予期せぬ怪我につながることも考えられるので、やはり回復を待ってから行うのが最適です。
理由③最大限の力でトレーニングができない
筋トレで筋肉を強化していくためには、ある程度の高負荷をかけながら行っていく必要があります。しかし、筋肉痛が残っている場合には通常よりも負荷を軽くする必要が出てくるため、最大限の力でトレーニングを行うことができなくなってしまいます。
つまり、せっかく頑張って筋トレを行っても、その効果を十分に得ることはできないということです。休息を取って超回復を待つこともトレーニングの大切な一部となりますので、長いスパンで考えて筋トレを行っていきましょう。
大胸筋が筋肉痛にならないようにするには?
大胸筋が筋肉痛になってしまうと、いろいろなところに支障が出てしまいます。それを最小限に抑えるためにも、大胸筋の筋肉痛対策を覚えて実践するようにしましょう。大切な3つのポイントについてご紹介します。
大胸筋の筋肉痛対策①筋トレの前にストレッチをする
1つ目の対策は筋トレ前のストレッチです。基本的なことと思われるかもしれませんが、意外と見落とされがちな分野ですので、ぜひ意識的に行ってください。筋肉が温まっていないのに、急に負荷のかかるトレーニングを始めてしまうと筋肉を傷めてしまう原因ともなります。
ラジオ体操のような運動から徐々に始めていくのも効果的です。大切なのは呼吸を整えながら焦らずにじっくりと行っていくことです。筋トレ前だけでなく筋トレ後にもストレッチを行って、しっかりと筋肉を伸ばすようにしましょう。
大胸筋の筋肉痛対策②お風呂に浸かって血行を促進させる
トレーニングを実施した日は、ゆっくりとお風呂の湯船に浸かって血行を促進させることも、筋肉痛に対する効果的な対策法となります。全身浴でも半身浴でもどちらにも効果がありますが、もし可能であれば全身を浸かるようにしてしっかりと体を温めましょう。
この時の適正なお湯の温度としては、38度前後を目安にしてください。お風呂に浸かりながら使った筋肉を手で軽めにほぐしていくのもとても効果的です。ただしこの時、あまりに強い力で揉みほぐして筋肉を傷めてしまわないように気を付けましょう。
大胸筋の筋肉痛対策③タンパクやビタミンを摂る
筋トレをした後には、どうしても多少の筋肉痛は起きてしまいます。そこからできるだけ早く回復させていくためには、必要な栄養素を摂取することが大切なポイントとなります。サプリメントを利用して不足している栄養素を摂ることもできますし、毎日行う食事に気を付けることでも回復を早めることが可能です。
必要な栄養素としては、ビタミンB1やB6などのビタミン類、またタンパク質があります。ビタミン類は豚肉や鶏肉、トウガラシやニンニクなどにも多く含まれており、タンパク質は肉や魚、大豆や卵、また乳製品などからも摂取することができます。これらを意識的にバランスよく食事に組み込むようにして、筋肉の超回復をサポートしていきましょう。