目次
結婚式での服装選びのポイント
結婚式の出席で季節によって注意したいこと
結婚式での服装選びのポイント
結婚式における適切なスーツ、そのほか服装の選び方と、NGな服装について解説してきました。結婚式に招待された場合、服装を選ぶうえで最も大切にするべきなのは、その場に合った装いであるかどうかになります。
ポイント①会場
まず1つ目は、招待された結婚式が開かれる会場です。もしも催される式場が格式の高いホテルであったり、伝統のある神社仏閣などが選ばれているのであれば、一般のゲストとして招かれていても、準礼装で参加する必要も出てきます。
一般的な式場、およびレストランウェディングなどの場合であれば、余程主賓レベルで招待されていない限りは、これまでご紹介してきたような略礼装での参加で十分です。しかし、最高級のもてなしを受ける事が分かっているのなら、それに適した服装が必要です。
逆に、友人が中心となるような挙式後の二次会やパーティーなどであれば、そこまで堅すぎる服装にならなくても良いです。カラーシャツや色のあるネクタイを着ていても、許されるでしょう。
ポイント②新郎新婦との関係性
2つ目は、新郎新婦と自身との関係性です。これまでに何度も解説しているように、挙式する上での主役は新郎と新婦の2人、そしてその両親が準じています。結婚式に招かれたのならば、その主役との関係性を鑑みて、服装を選択するのです。
例えば、上司や恩師などとしてスピーチを任されたりする事もあります。その場合には主賓クラスとして迎えられるわけですので、略礼装ではなく準礼装で参加する必要が出てきます。
または、友人代表としてスピーチを依頼されるケースも珍しくないです。その場合は略礼装でも構いませんが、代表と言うからには質の高いシャツやネクタイ、ポケットチーフなどを組み合わせてみましょう。
結婚式の出席で季節によって注意したいこと
当たり前のことですが、結婚式は春夏秋冬問わずどんな季節でも催されます。ゲストとして出席する事が決まっている場合、季節によって服装の注意するべき点がありますから、最後にそれらをご紹介しましょう。
夏のスーツの注意ポイント
まず夏の結婚式の場合ですが、当然熱いのでできる限り薄着、軽装で過ごしたいところでしょう。昨今ではクールビズも浸透しており、ビジネスの場においても搬送でやノーネクタイが許容される事も多くなりました。
しかし、結婚式に出席するとなれば話は別です。屋内で開催される以上は、原則として長袖のワイシャツにネクタイ、そしてジャケットの着用が原則基本となります。
正式なスーツルックでは、シャツの袖がジャケットから1㎝程度見えている必要があります。見えないだろうとワイシャツを半袖にしたくなる気持ちも分からなくはありませんが、ここは必ず長袖を着ましょう。
冬のコートマナーを覚えておこう
逆に冬場に結婚式がある場合には、寒さをしのぐためにコートを着ていく事もあるでしょう。ですが、基本的に屋内で開催される以上、屋外で着るのが一般的なコートを室内でも着ることはマナー違反に該当します。
冬の結婚式では、式場外でコートを脱いでから入場するようにして下さい。式が終わってからも、式場を出るまではコートに袖を通す事はしません。建物を完全に出てからコートを着るようにして下さい。