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結婚式の招待客の服装マナー【アイテムの選び方】
男性の結婚式出席でふさわしくない服装

結婚式の招待客の服装マナー【アイテムの選び方】

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

服装で最も気になるであろう、スーツとワイシャツについて解説しました。どちらも略礼服であるならば、目立ったりマイナスな印象を与えそうなものは避けるべきなのです。続いて、使用する各種アイテムの選び方についてです。

招待客の服装③ネクタイ

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まずはネクタイです。やはり気になるのは何と言っても色でしょう。結婚式で最も適しているのは、ワイシャツと同じく白無地のものです。新婦のドレスや白無垢と同じ色で神聖な印象となり、祝福の場においてはうってつけと言えます。

白無地以外にも、光沢のあるシルバーカラーのネクタイもお勧めできます。世代も人も選ぶことなく上品な雰囲気になりますので、誰が身に着けてもフィットするはずです。また、シルバーカラーに控えめに織柄が施されているネクタイも、同じく上品でフォーマルな場にも適します。

招待客の服装④靴

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

結婚式で男性のゲストが履くフォーマルな靴としては、本来は紐靴が正解となります。まず靴の色についてですが、基本的には着ていくスーツの色と合わせるのがマナーですから、黒の靴を選べばまず間違いは無いでしょう。

ウイングチップ、プレーントゥ、ストレートチップと靴のデザインがありますが、結婚式ではストレートチップが最もお勧めです。つま先に一文字の切り替えが入っており、一番フォーマル度合いが高いものですから、結婚式にもぴったりです。

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

その他、靴に紐を通す羽根の部分にも注目しましょう。大きく分けて内羽根式と外羽根式があり、似ているようでわかりづらいかもしれませんが、跳ねが内側に縫い付けられている内羽根式の方がフォーマルになります。

招待客の服装⑤小物類

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ネクタイなどの他にも、小物を合わせてトータルコーディネートを目指しましょう。結婚式で使用するお勧めの小物アイテムとしては、ポケットチーフがあります。胸元にネクタイと同じカラーのポケットチーフを合わせると、全体がより上品になります。

一番お勧めしているネクタイのカラー、白無地に合わせるのであれば、ポケットチーフは麻やシルクの白無地のもので、3つ山が出来るように畳んだ折り方であるスリーピークスがお勧めです。

その他、シャツの袖口に真珠などと同じ白い石のカフスリンクス、ネクタイピンには基本であるシルバーカラーのものを選び、ベルトについては無垢で目立たないシンプルめなものを選択すると良いでしょう。

男性の結婚式出席でふさわしくない服装

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

ここまでは、男性が結婚式に一般的なゲストとして出席する際のふさわしい服装をご紹介しました。やはりフォーマルな場ですので、ふさわしくない服装というものもありますから、事前にそれらも抑えておきましょう。

結婚式にNGな服装①スーツやシャツの色や柄

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

まず、スーツ、シャツの色や柄についてですが、例えば白いスーツ、黒いスーツに黒いシャツというコーディネートはNGです。結婚式が神聖な場だからと白いスーツを選ぶ事がありますが、これは避けるべきです。

結婚式では、主役である新郎と新婦が一番目立ちますから、白い衣装を着る可能性がとても高いです。そこで一出席者である自分が白いスーツを着ていては、主役並みに目立ってしまうのです。

その点では、これまでご紹介して着た通り、黒いスーツは適しています。ただし、そこに黒いワイシャツやネクタイを加えると当然全身黒のコーディネートになり、冠婚葬祭全般としてふさわしくありません。

結婚式にNGな服装②スーツの種類

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

日ごろから使っているから大丈夫だろうと思って、ビジネススーツでそのまま結婚式に参列するというのはお勧めできません。結婚式はお祝いの場なのですから、日常生活とは一線を画した装いで、祝いの気持ちを伝える必要があります。

とは言っても、ビジネススーツそのものが結婚式においてNGという意味ではありません。普通のビジネススーツに普通のネクタイなど、まるで仕事帰りに寄ったかのような装いは避けるべきということです。

礼服向けのものを持っているのであればそれを着るに越したことはありませんが、もしビジネススーツを使いたいのならば、白ネクタイや同じ色のポケットチーフ、小さめのクラッチバッグにするなど、装いを変化させてください。

結婚式にNGな服装③靴と靴下

結婚式でのスーツ選びのポイントは?男性の服装マナーを徹底解説!
(画像=『KASHI KARI』より引用)

靴については、紐靴が結婚式に適していると解説しましたが、逆に小さい穴の開いているメダリオンタイプと呼ばれるものはカジュアルな傾向がありますので、結婚式に使う靴としては向いていないでしょう。

靴下についても、短いものは履かないようにしましょう。結婚式では、不用意に肌を見せるべきではないとされていますので、短い竹の靴下は着席した時に裾から足が見えてしまいますから、控えるべきです。

カジュアルファッションだけではなく、ビジネス向けでもショートソックスは珍しくなくなりました。しかしそれをそのまま結婚式で履くべきではないので、くるぶしを覆う程度の黒の靴下をお勧めします。