目次
マンションが売れない時の対策・対処方法
絶対6ヶ月以内にマンションを売却するコツは?

マンションが売れない時の対策・対処方法

マンション売れないどうしよう!その原因と対策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

マンションが売れない原因をいくつかご紹介しました。それらの中に、売り出しているマンションに当てはまる事柄はありましたか?続いては、マンションが売れない時の対策・対処法を見ていきましょう。上でご紹介した原因についてそれぞれの対処法を解説しているので、該当した方は直ぐに対策をとりましょう!

対策・対処方法①売り出し方が悪い場合

マンション売れないどうしよう!その原因と対策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

買い手からすれば、「価格」は購入条件の重要なポイントとなります。マンションを売却する場合は、いくつかの不動産会社から査定をとったり、自分でも近隣の販売状況を調べるなどし、適正な売却価格を設定することがスムーズに売るコツになります。

しかし、早期売却を狙って極端に安い価格にすることもおすすめできません。売るからには、しっかりと利益を得、満足できる売却が理想です。物件の具合や近隣情報、自分の希望価格を明確にし、適正な売り出し価格を設定して下さい。

また、売れないからと言ってどんどん値引きをすることもNGです。買い手は、常に情報をチェックしています。値下げをしてしまうと、「もう少し待っていればもっと安くなる」というイメージを与え、売れるのが遅くなるだけでなく、利益も少なくなってしまいます。マンションが売れない原因は、いくつもの理由があります。値下げをするのは、その他の要因を確認してからでも遅くありません。

対策・対処方法②物件が悪い場合

築年数が経っている家は、部分的にでもリフォームして売り出すことをおすすめします。フルリフォームをしてしまうと、数百万円も費用がかかり売却価格に反映されず損をしてしまうことが多いです。クロスやフローリングを張り替えるだけでも、部屋の印象はガラリと変わります。

また、設備が古く劣化しているようであれば、修理や取り替えをしましょう。最新設備は、物件の良いアピールになり、購入に繋がりやすいです。

対策・対処方法③不動産会社が悪い場合

マンション売れないどうしよう!その原因と対策を徹底解説!
(画像=引用:アイディーホーム、『工具男子』より引用)

まずは、不動産会社との媒介契約を確認しましょう。媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3つあります。「一般媒介契約」は、一番拘束力の弱い契約で複数の会社と媒介契約を結ぶことができます。囲い込みのリスクは少ないですが、レインズ※の登録義務がないため、幅広く情報を共有させることはできません。

「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」は、一社しか契約できないため「囲い込み」のリスクはありますが、レインズ※への登録義務があり売却活動の報告義務の頻度が高いです。囲い込みを防止する為にも、レインズ※の情報を自分でもチェックし、まだ売れていないのに「売却済」となってないか、定期的にチェックするようにしましょう。

【※レインズとは】

レインズ(REINS)とは「不動産流通標準情報システム」のことです。いわば業者間ネットワークであり、不動産会社はこのレインズを通して物件情報を共有します。レインズに登録して物件情報が広く行き渡った方が、早く売れる可能性が高まります。

【3種類の媒介契約】

一般媒介専任媒介専属専任媒介
2社以上との契約契約××
自分で買主を探して直接取引×
不動産会社から受ける報告頻度定めなし2週間に
1回以上
1週間に
1回以上
レインズへの登録義務定めなし媒介契約から
7日以内
媒介契約から
5日以内

絶対6ヶ月以内にマンションを売却するコツは?

マンション売れないどうしよう!その原因と対策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

マンションが売れない原因とその対策について解説しました。続いては、これらを統括してマンションを6ヵ月以内で必ず売却するコツをご紹介します。マンションが売れなくて頭を悩ませている方は、是非チェックしてみて下さい!

マンションが半年以内に売れていく理由

マンション売れないどうしよう!その原因と対策を徹底解説!
(画像=引用:ホームズ、『工具男子』より引用)

先に解説した通り、不動産会社との媒介契約期間は3ヵ月です。これが1サイクルとなり、3ヵ月で売れない場合は、価格の調整等が行われ契約更新となります。最初に売り出された頃と比較すると、滞在顧客は減ってしまいますが、価格が見直されたことでアプローチすることができ、結果的に平均するとこの2サイクル目とされる6ヵ月で契約に繋がることが多いです。

逆にこの6ヵ月を過ぎてしまうと、顧客に「何か売れない原因がある」「売れ残り物件」のイメージがついてしまい、なかなか厳しい状況に陥ってしまいます。最初の3ヵ月目で売れない場合、そのまま契約更新しても結果は同じです。価格の見直しを含め、「マンションが売れない原因」で解説したような、何か他に原因がないか探り解決するようにしましょう。

マンションの売れる時期と売れる価格

マンション売れないどうしよう!その原因と対策を徹底解説!
(画像=『工具男子』より引用)

マンションをスムーズに効率良く売却する為の条件は、適正な時期と価格です。マンションに限らず、不動産売買には「売れる時期」があるのをご存知でしょうか。マンションを売りに出して3ヵ月以内で売却できたケースの多くが、この時期に決まっています。

具体的には、4月の入社・入学シーズンを見据えた1月後半から3月中旬までが、1年を通して最も購入客が市場に出回る時期です。次の繁栄期は秋口の9月後半から11月中旬にかけてですが、春先に比べるとペースは落ちてしまいます。

また、それ以上に売り出し価格も重要です。欲張ってあまり高くしても、逆に早く売ろうと極端に安くしてもいけません。適正価格は、業者の査定価格より少し下回る程度が想定売却価格だと思ってよいでしょう。1月後半から3月中旬にかけて適正価格で売り出すことが、よりスムーズに売却に繋がるコツです。