複数の本業をうまく回すコツ

本業を複数持つという意味である「複業」。複数ある本業に対し、等しく力を注いでいくには、ちょっとしたコツが必要です。

自分が持っているスキルの活用や、仕事の仕組み化で効率化を図りましょう。

コツ1. 持っているスキルでできる仕事を探す

まずは仕事選びの面から。すでに持っているスキルであれば、質の高い仕事ができるはず。

自分自身が持っているスキルを正しく認識し、適切にアウトプットを行うことで複数の本業をうまく回していけるでしょう。

コツ2. 自分ができるタスク量を認識する

複業の場合、複数の企業にてタスクをこなすため、オーバーワークになってしまうことが多々あります。そういった状況を避けるために、仕事の見通しを立てることが重要です。タスクを細分化し、どのくらいの時間でできそうか把握しておきましょう。

自分自身のこなせるタスク量と工数を理解することで、タスクや工数を減らしたり調整したりするアクションを考えられるようになります。

コツ3. 仕事の仕組み化を行う

デメリットでも述べたように、複業において自己管理力は必須のスキル。自己管理力は、仕事の仕組み化を行うことで解決できるポイントです。

案件に応じたテンプレートをあらかじめ作成したり、ガントチャートで仕事を管理したりと、業務内容に合わせて仕事の仕組み化を進めるとよいでしょう。

おわりに

複数の企業と仕事をすることで、さまざまなスキルを身につけられる「複業」。今後はますます「複業」が普及していくことが予想されます。

メリットとデメリットをしっかり理解し、収入アップや本業との相乗効果を狙いたいですね。

(執筆:山口真央 編集:mozuku)

提供元・Workship MAGAZINE

【関連記事】
フリーランスで爆死しないためのリスクマネジメント 〜独立、その前に!〜
仕事の名義、正解ってあるの? ~フリーランス、名義をどうするか問題~
フリーランスの名刺論 〜それ、覚えてもらえる名刺ですか?~
"祈られない" 営業方法 ~提案の正解、たぶんこれです~
フリーランスのアンガーマネジメント ~ちょっと待て、その一言がブタのもと~