握力を鍛える器具には、ハンドグリップやパワーボールなどいくつかの種類があります。ここでは握力を鍛えたいけど、どのような器具を使えば良いのか分からないという方のために、握力を鍛えるための器具の種類や選び方・握力の鍛えるおすすめの器具を種類別にご紹介していくので、興味のある方はどうぞご覧ください。
目次
握力を鍛えるためには?
握力を鍛える器具の種類や選び方
握力を鍛えるためには?
握力とは物を握るときに使われる力のことで、前腕部と上腕部の筋によって力が発揮されます。握力は全身の筋肉量を反映する指標になるとも言われており、握力が低下すると様々な病気のリスクが増加すると考えられています。
では、握力を鍛えるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?握力を鍛えるには専用の器具を使うのが効果的です。この記事では、握力を鍛える器具の種類や選び方から、おすすめの器具を種類別にご紹介していくので、一緒にみていきましょう。
握力を鍛える器具の種類や選び方
握力を鍛える器具や道具には、いくつかの種類があります。ここからは、その種類や特徴・選び方について詳しく解説していきます。
握力を鍛える器具①ハンドグリップ
握力を鍛える器具1つ目にご紹介するのは「ハンドグリップ」です。握力を鍛える器具と聞いて多くの方が「ハンドグリップ」を思い浮かべるはずです。
「くるみ割り型」をしていて、握力の中でも握りつぶす力を育てます。グリップ部分を握る戻るを繰りしたりある程度の時間、握ったままにしたりして使用するのが一般です。
ではハンドグリップを選ぶ時、どのようにしたら良いのでしょうか?ハンドグリップを選ぶうえで一番需要なのは、負荷です。ハンドグリップの負荷は、約10kg~100kgを超えるものなど様々な種類があります。
とはいえ、負荷が大きなものを使えば良いというものではありません。握力が30kgの方なら24kg程度と言うように、自分の握力の約80%ほどの負荷がベストです。自分の握力が分からないという方は、男性の平均握力が40kg・女性の平均握力は20kg程度だと言われているので参考にしてください。
また、グリップの素材も、プラスチックやスポンジ・金属・シリコンなどの種類があるので自分に合った素材を見つけるようにしてください。実際にお店に行って、握り具合を確認してみるのも良いでしょう。
握力を鍛える器具②パワーボール
握力を鍛える器具2つ目にご紹介するのは「パワーボール」です。パワーボールは、大きさが野球ボール程で中にローターが入っており、ローターが回転する遠心力を使って指・手首・握力・前腕を効果的に鍛えることができます。
野球やテニス・ゴルフ・バスケットボール・バレーボール・ボルダリングなど腕を使うスポーツのトレーニングとして使われているほか、リハビリなどにも使用されています。非衝撃のトレーニング器具なので、筋肉を傷めにくいのが魅力です。
パワーボールには、コードをパワーボールに巻き付けてローターを回転させるコード有りタイプとコードなしで使えるオートスタートタイプの2種類があります。コードタイプは、使用するのに手間がかかり、コードを紛失すると使用できなくなるといったデメリットがありますが、価格が安いところが魅力です。
コードなしタイプには、オートスタート機能が搭載されているので初心者やコード有りタイプを上手く回せない方でも簡単に使用できます。また、コードを紛失する心配もありませんが、コード有りタイプよりも価格が高いのが難点です。
パワーボールを選ぶときのポイントは重量です。女性や初心者の方なら、190g~250g程度の軽量タイプから始めるのがおすすめです。
中級者や上級者なら250g以上のものを選ぶと良いでしょう。また、握りやすいサイズを選ぶことも大切です。男性なら、直径7cm程度のものを女性やお子様なら直径5~6cmのものが目安です。無理なくトレーニングするためにも、重量と大きさに注意して自分に合ったパワーボールを見つけてみましょう。
握力を鍛える器具③フィンガーバ ンド
握力を鍛える器具3つ目にご紹介するのは「フィンガーバンド」です。フィンガーバンドは、太い輪ゴムのような形をしていて輪っかの中に5本の指を入れて使用します。
ハンドグリップやパワーボールのように、握ることで握力を鍛えるのではなく、手を使って輪っかを開くことで手の甲の筋肉や握力を鍛えます。バンドよって強度が違ってくるので、自分にあった強度を見つけてください。