この記事では、ハンドファースト呼ばれるゴルフスキルを磨く上での重要なテクニックを解説していきます。
ゴルフ始めたての人にとっては、耳馴染みがないハンドファーストですが、高スコアを叩き出すためには欠かせないテクニックの一つです。従来のゴルフスイングの違いや、ヘッドの角度も考慮した入り方など注意点が多くあります。
もうワンランク上のゴルファーになっていくために避けては通れないハンドファーストを、練習方法も交えて説明していきましょう。
目次
01 ハンドファーストとは
02 ハンドファーストは初心者に難しい?
03 ハンドファーストのメリット
04 ハンドファーストの練習方法
05 ハンドファーストをしない時が良い場面
06 ゴルフおすすめ本紹介
07 まとめ
ハンドファーストとは
ハンドファーストとは、クラブをスイングした際にグリップがボールよりも前方に倒れるようにインパクトすることを指します。
本来のスイングの場合、肩からボールまでが一直線になるフォームが一般的ですが、手首で角度を付けるようになります。そのため、ヘッドがより鋭角に入るようになり、ダフリやトップなどのミスショットを減らせる効果があります。
ハンドファーストのスキルを必要とする場面としては、アイアンショットによるロフトに沿わせた高さが出せるボールを打つ時に、打ち上げて風の影響を受けにくくするために必要です。
ゴルフ中級者にはマスターすべきスキルと言っても過言ではありません。
ハンドファーストは初心者に難しい?
有効なスキルであるハンドファーストですが、ゴルフ初心者にとっては習得が難しいとされている点が2つあります。
1つ目は、ハンドファーストを意識するあまりクラブのフェース面が開いてしまい、トップやシャンクなどのミスが出やすくなることです。意識が強すぎると、インパクトの前に手が外側に出ることでフェース面が開いて、スイングそのものが不安定にもなります。
2つ目は、フェースが立ちすぎることでチョロやザックリのミスを誘発することです。フェース面のインパクトばかりに気が行くと、ボールを手打ちするようになり、フェースがかぶり過ぎてしまうのでミスが出やすくなってしまいます。