春には青のネモフィラ、秋には真っ赤なコキアが丘一面を埋め尽くす絶景。それがもはや代名詞ともなった茨城県ひたちなか市の「国営ひたち海浜公園」。
しかし、太平洋に面した広大な敷地面積の園内には、ネモフィラやコキアだけではない、大人から子どもまで幅広く楽しめる魅力がふんだんに詰まっています。
今回は国営ひたち海浜公園を120%満喫できるよう、広い園内をくまなく紹介します。
<3. 国営ひたち海浜公園を遊び尽くすための便利な移動手段はコレ!>
<5. みはらしエリア:国営ひたち海浜公園の絶景スポット!>
<6. 西口エリア:26万本のチューリップに囲まれて心躍る♪>
<7. プレジャーガーデンエリア:大きな観覧車や絶叫マシーンのある遊園地>
<8. 草原エリア:「きっもちぃ~!」と思わず叫びたくなる大草原!>
<9. 砂丘エリア:海を一望して物思いにふけってみるのもあり!?>
<11. 樹林エリア:心静かに日ごろの疲れを癒してください>
<13. わたしが見つけた、国営ひたち海浜公園のお気に入りスポット>
1. 国営ひたち海浜公園ってどんなところ?

茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は、東京ドーム約46個分、東京ディズニーランドに至っては4個分にも相当する開園面積約215ヘクタールの広大な国営公園です。
「四季を通じて彩り豊かな草花を楽しめるほか、園内には草原や砂丘、樹林など自然に親しめる場所があり、遊園地、サイクリングコース、アスレチックなどのレジャースポットも点在していて、思い思いの時間を過ごすことができます」と語るのは当園広報担当の星さん。

令和3年(2021年)10月5日をもって開園30周年を迎えた国営ひたち海浜公園。今や当園の代名詞であるネモフィラやコキアだけではない、さらなる魅力を発信し続けています。
2. 国営ひたち海浜公園へのアクセス
まずは国営ひたち海浜公園へのアクセスを見ていきましょう。車の場合

車でのアクセスは至ってシンプル。東京・宇都宮方面からは北関東自動車道を茨城方面へ直進、そのまま東水戸道路、常陸那珂有料道路を経て「ひたち海浜公園IC」を降りてすぐです。
ネモフィラやコキアのシーズンは駐車場が混雑し渋滞が発生する恐れがあるため、その際は、ひたち海浜公園ICより一つ先の終点「常陸那珂港IC」(区間無料)で降りて、迂回しながら西駐車場へ入場する方法が推奨されています。
また、駐車場選びも重要なポイント。
ネモフィラやコキアなどで有名な「みはらしの丘」、そして「たまごの森フラワーガーデン」を中心に利用する場合は西口・翼のゲート近くの西駐車場(2,000台)、「プレジャーガーデン(遊園地)」などを中心とする場合は中央ゲート・南口ゲート近くの南駐車場(2,000台)、「大砂丘」「バーベキュー広場」「林間アスレチック広場」などを中心とする場合は海浜口駐車場(350台)がおすすめです。
当日の駐車場の混雑状況は当園駐車場公式Twitter<@HitachiKaihin_P>でも随時発信されているので要チェックです。
バス・電車の場合

電車・バスを利用の場合は、JR常磐線勝田駅東口2番のりばから茨城交通バスで海浜公園西口まで約15分(運賃400円)です。ネモフィラやコキアのシーズンは臨時直行便が運行され、また入園券と路線バス一日フリー券がセットになったお得なチケットも販売されます。詳しくは、茨城交通の公式サイトをご確認ください。
そのほか、勝田駅でひたちなか海浜鉄道湊線に乗り換え、終点阿字ヶ浦駅から南口ゲートまで徒歩約20分の方法もあります。
繁忙期は臨時特急列車や高速直通バスなども運行されます。詳しくは、国営ひたち海浜公園公式サイトをご参照ください。