お腹が出てきてしまった、脂肪が付いていて引き締めたく、ダイエットをしているという方は男性でも女性でもいる事でしょう。しかし、減量の為に始めたダイエットがどうにも続かない、と悩みを持たれている方も少なくはないはずです。今回は、ダイエットが長続きしない方の特徴、及び継続させる方法を紹介します。
目次
ダイエットが続かない人の特徴
ダイエットが続かない原因とは?
ダイエットが続かない人の特徴
すらっとした体系になりたい、中だるみの体系を解決したいなど、様々な理由でダイエットにチャレンジする方はいます。しかし、厳しいのかどうしても効果が出るまで継続できないというのも、珍しくはない話です。
続かない人の特徴①流行に流されやすい
そんなダイエットを続けられない方に良く見られがちな特徴として、流行に流されやすい事が挙げられます。自分の周りの方の意見を聞き入れるというのは間違ったことではありませんが、ダイエットにおいてもそれを実践すると逆効果になる事もあります。
もし周りの方が間違った方法をしていたとして、それを自分の身近な方がやっているから、という理由で意見を持たずに流されるままでは当然ながら効果は出ませんし、減量に成功しないという結果を見てあきらめてしまうのです。
続かない人の特徴②ダイエット成功体験がない
続いて2つ目は、ダイエットにおいて成功したためしがない、もしくは少ないという事です。一度ダイエットに挑戦して成果を出す事が出来ず失敗という結果に終わった方は、また減量が必要だと思っても成功した経験が無い為に、やっても成功しないだろうと後ろ向きに考えてしまいがちです。
その気持ちのままダイエットをスタートしたとしても、モチベーションが上がらないままではそれを日々続けるという事も苦行に感じてしまいますし、途中で「また今度にしよう」「今はまだいいや」と諦めの言葉を口にします。また、成功の体験が少ない方は、間違った方法を実践している可能性もあります。
続かない人の特徴③我慢ができない
3つ目は、我慢強くない点です。ご存じの通り、ダイエットというのは一日二日で完了するようなものでは無く、毎日、毎週のコツコツとした積み重ねによって成果を出すものです。我慢が出来ない、飽き性な方は、このコツコツと積み上げる作業は苦手です。
一日ずつのダイエットメニューを実践しても、その日に劇的な変化が出る、という事はほぼ無いでしょう。そうした大きな変化をごく短期間で感じられないダイエットは、我慢が出来ない方にとっては過酷な苦行以外の何物でもないでしょう。
ダイエットが続かない原因とは?
ダイエットを続ける事が出来ない方に共通しがちな特徴について、まずはご紹介しました。どれか1つ、または複数当て嵌まっていれば絶対に続かないなどと断言はできませんが、人よりも苦しく感じてしまう傾向はあるでしょう。続いて、なぜ継続できないのかの原因を見ていきましょう。
続かない原因①食事制限によるストレス
1つ目に考えられる原因は食事制限からくるストレスです。ダイエットの根本的な原理は摂取するエネルギーよりも消費するエネルギーを多くする事ですから、食事に制限を設ける事で摂取するエネルギーを少なくしようとする案が真っ先に思い浮かびがちです。
確かに理に適ってはいますが、得てして食べたいものはカロリーが高いものが多く、それを我慢する事には少なくないストレスが生じます。この我慢に耐えられずにダイエットを失敗するという流れがあります。食事制限自体、無理に行うものではありません。
続かない原因②ダイエットに飽きる
2つ目の原因は、飽き性である事です。既に解説している通り、ダイエットとはごく短い期間で臨む成果を出せるものではありません。長期間継続してメニューに取り組み続ける事で、初めて減量や引き締まったからだという目標を達成できます。
しかし、飽き性な方はこの長期間コツコツと1つの事を続けるという事に耐えられず、途中で飽きたり、諦めてしまいます。やはりモチベーションというものはダイエットにおいても重要であり、飽き性な方はいかにしてモチベーションの維持をするかも大切になるでしょう。
続かない原因③目標がない
目標が無いことも原因として考えられます。明確な目標を定める事無く、何となく始めたダイエットでは、どこまで続けていればよいのかも分からなくなります。それこそ、先に挙げた原因のようにモチベーションが続かずに飽きてしまう事も十分あり得るでしょう。
どうしてもダイエットの中でこの目標を達成しなければならない動機があり、それに基づいた無理のない到達地点を決める事で、どこまで続けるべきなのかが分かりそこまでは続けてみようという心理になります。逆にあまりにも細かいルールを決めていても、やはり意欲が低下してしまいますので注意してください。
続かない原因④停滞期
男女の恋愛の中にもあるとされているように、ダイエット中の期間の中にも停滞期と呼ばれるものがあります。これは体重を減らし効果が見えてきたころに訪れるもので、体が飢餓状態にあると感じエネルギーの消費量を減らして体重を保とうとする動きが関係しています。
こうした体の反応によって停滞期というものが生まれていますので、ダイエットの仕方が間違っているというような事は無く、ここで諦めてしまうとせっかく今までやってきたメニューの効果が出始めたタイミングの為に非常にもったいないことになります。
続かない原因⑤脳の仕組み
もう1つ、脳の仕組みが原因である場合もあります。基本的に人間の脳というのは、快楽を感じるものを受け付けて苦痛に感じるものは避けるようにできています。行ってしまえば当然のことではありますが、ダイエット中にはこれが障壁になってしまいます。
ダイエット中に行う事と言えば、無理のない範囲内での食事制限、そして運動が大きいですが、これらは実際にやっていれば苦痛に感じるでしょう。脳が求めているのは美味しいものを食べたいなどの快楽なのに、苦痛を感じる方を選ばなければならないのは、やはりストレスなのです。