大人スニーカーにおける不文律。それはローテクのコート系が鉄板ってコト。確かに、それは間違いじゃありません。時代を超越したエバーグリーンなデザインは、カジュアルだけでなく、ドレスコーデにまでマッチしますからね。加えてとにかくアイコニックなデザインを求める、巷のスニーカーヘッズとの差別化もできます。

でも、それってともすれば無難と言えます。もうちょっと遊びゴコロが欲しいオヤジには、少々退屈に見えてしまいますよね。とはいえ、あまりに奇抜なデザインは避けたいところ。要は、ベーシックなデザインを基本としつつ、ほど良い遊び心とラグジュアリーな威張りも効かせられるスニーカーが理想ってコトです。

そんな1足があれば、なんだか物足りないけど過剰に盛るのは勘弁したい、オヤジの秋コーデで重宝しますよ。

90年代ランニング系をベースに、ロゴで遊び心を注入

オヤジのスニーカーは、ベーシックと遊びのバランスが命です
(画像=(画像=DIOR)、『JPRIME』より引用)

厚みのあるヒールに対してシャープなトゥという、まさしく90年代を想起させるランニング系フォルム。コチラは新作の「B30」で、「B23」や「B27」しかり、ローテク系をベースにしたスニーカーラインナップが充実するディオールらしい1足です。アッパーにはスポーティなメッシュやマイクロファイバーが。さらに厚みのあるヒールにダッドな雰囲気をにじませつつも、いかにも感がない辺りが大人にうれしいトコロです。そして、サイドに配した「CD」ロゴが、ラグジュアリー感をちゃんと誇示してくれます。

DIOR(ディオール)
¥137,500(10月14日発売)

大丸:札幌店 2階、心斎橋周辺店舗、神戸店本館2階 松坂屋:名古屋店 北館GENTA1階

スタッズ1点盛りでも、ラグジュアリー感バッチリ

オヤジのスニーカーは、ベーシックと遊びのバランスが命です
(画像=(画像=VALENTINO GARAVANI)、『JPRIME』より引用)

90年代のバスケットシューズを想起させるアッパーを採用した、ワンスタッズ カーフスキン ローカットスニーカー。その名の通り、見どころはサイドにあしらわれたプラチナ仕上げのピラミッドスタッズです。ご存知、ブランドのアイコンであるスタッズを、シンプルにワンポイントでデザイン。とはいえ、ヒールパッチやアッパーのパイピングにもゴールドカラーが配されているとあって、ラグジュアリーな雰囲気は抜群です。厚みのあるヒールにも、スタッズモチーフが施されている点に注目。

VALENTINO GARAVANI(ヴァレンティノ ガラヴァーニ)
¥105,600

大丸:札幌店 2階、心斎橋店本館3階、神戸店周辺店舗 松坂屋:名古屋店 北館GENTA1階

大胆ハイブリッドのはずなのに、印象は不思議とベーシック

オヤジのスニーカーは、ベーシックと遊びのバランスが命です
(画像=(画像=GIORGIO ARMANI)、『JPRIME』より引用)

Uチップのレザーシューズに、ニットソックアッパーとダッドソールを組み合わせる。そう聞くと、かなりコンセプチュアリーな1足を思い浮かべるはず。ところが、ジョルジオ アルマーニが作ると、こんなにもオヤジにしっくりくる1足に仕上がるんです。トゥとヒールには、上質なカーフレザーを採用。そこにストレッチ性の高いニットソックアッパーを組み合わせ、軽快な履き心地に。よくよく考えれば、レザーとニットの組み合わせは上質な秋冬アイテムの鉄板。ダッドなソールが、大人見えするのも納得です。

GIORGIO ARMANI(ジョルジオ アルマーニ)
¥132,000

大丸:京都店本館5階、神戸店周辺店舗

ありそうで意外にない! デニムカラーのワントーン

オヤジのスニーカーは、ベーシックと遊びのバランスが命です
(画像=(画像=JOHN LOBB)、『JPRIME』より引用)

イギリス屈指、いや世界屈指の紳士靴ブランドが展開するスニーカーと聞けば、さぞかし品の良いカラーリングを想像するでしょう。モデル・ファウンドリーは、そのフォルムこそ70年代を想起させるベーシック顔。しかし、こんな鮮やかなブルーなら、足元で遊びを楽しむことができます。カラー名は、デニムブルー。シボの入ったグレインレザーと相まって、トレンドのアメカジに似合う強めな存在感を披露します。とはいえ、その革のクオリティやドレス仕込みの端正なラストに、さすがな上質さを楽しませてくれますけどね。

JOHN LOBB(ジョンロブ)
¥139,700

松坂屋:名古屋店 北館GENTA1階

前からと後ろからとでは、キャラが全然違うんです

オヤジのスニーカーは、ベーシックと遊びのバランスが命です
(画像=(画像=DSQUARED2)、『JPRIME』より引用)

この秋冬に、全9モデルのスニーカーが新たに登場。その中からピックしたのが、コチラのメープル64です。フロントから見ると、70年代のランニングシューズに見られたいわゆるクサビ型のクラシックな顔つき。ところが、ヒールに回ると表情は一変。ブランドのアイコンであるカエデの葉=メープルリーフが、ラバーでデカデカとあしらわれています。このギャップ、ハンパになりがちな秋コーデの盛り上げ役に最適。それでもアッパーはスエードが主素材とあって、遊びが効き過ぎな感じは意外にありません。

DSQUARED2(ディースクエアード)
¥107,800

大丸:京都店本館2階、心斎橋店本館3階 松坂屋:名古屋店 本館2階

Staff
編集・文_安岡将文

提供元・JPRIME

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