戦国好きなら必見!武将たちの供養塔

歴史について詳しくなくても、「織田信長」「明智光秀」「豊臣秀吉」「石田三成」などの武将たちの名前は知っているのではないでしょうか。なんとこの高野山奥の院には、名だたる武将たちの供養塔(お墓)が点在しているのです。なぜこのように多くの武将たちが奥の院に死後祀られているのかというと、死者の魂は高野山で弔うと、弘法大師の偉大な力によって極楽浄土へ行くことができるとされたそうです。したがって、武将たちの多くは、この高野山へと導かれたのです。

また、「高野山は宗派を問わず受け入れる」という懐の深さもあり、数多の因縁があろうがなかろうが、関係なく受け入れることが、この武将たちの混在を現実にしたのでしょう。

現世では、いろんな思惑や策略、命を懸けあった武将たちが、極楽浄土ではいったいどんな話を、どんな関係性で話をしているんだろう?と想像するだけで面白いですね。もしかしたら今の私たちを見て、何か物申したいと思っているかもしれませんね。

今こそ日本が誇る仏教の聖地へ!高野山で弘法大師に祈りを捧げ心を浄化しよう!
(画像=<豊臣秀吉の墓地は敷地も広く荘厳な雰囲気ですね>、『たびこふれ』より引用)
今こそ日本が誇る仏教の聖地へ!高野山で弘法大師に祈りを捧げ心を浄化しよう!
(画像=<高野山と戦をしたことがある織田信長はいったい今どんな気持ちなんでしょうね>、『たびこふれ』より引用)

余談ですが、案内をしてくれた僧侶の方によると、「明智光秀」のお墓は何度修理しても欠けてしまうとのこと。織田信長の怒りは、現在までも続いているのでしょうか。ぜひ現地で見つけてみてくださいね!

個性的な企業のお墓も必見です

最後に、この何千という供養塔が並ぶ奥の院ですが、一風変わった企業によるお墓(企業墓)も多く存在しています。その数なんと100を超えるんです。企業墓とは、その企業で働いた人々を供養する意味で作られるお墓です。一番最初に企業墓を作ったのは経営の神様で知られる松下幸之助の「パナソニック」だそうです。

「キリンビール」や「ヤクルト」など、あっと目に留まる個性的な企業墓にもぜひ祈りを捧げてみてください。シロアリ駆除会社によるシロアリ供養のお墓もありますよ。

今こそ日本が誇る仏教の聖地へ!高野山で弘法大師に祈りを捧げ心を浄化しよう!
(画像=<まえてぃーがいつもお世話になっています、キリンビール企業墓>、『たびこふれ』より引用)
今こそ日本が誇る仏教の聖地へ!高野山で弘法大師に祈りを捧げ心を浄化しよう!
(画像=<見たままなヤクルトの企業墓>、『たびこふれ』より引用)
今こそ日本が誇る仏教の聖地へ!高野山で弘法大師に祈りを捧げ心を浄化しよう!
(画像=<シロアリさん、安らかに眠ってください>、『たびこふれ』より引用)