進むほどに心が晴れていく不思議な場所~奥の院~

(画像=『たびこふれ』より引用)
奥の院とは、高野山に流れる御殿川にかかる「一の橋」から伸びる全長約2kmの参道のことをいいます。その一番奥には弘法大師がいらっしゃる「弘法大師御廟」があります。今から約1200年前、834年に弘法大師自らが御廟をこの場所にし、人々のために祈りを捧げる永遠の瞑想に入られました。ので、弘法大師は亡くなったわけではありません。現在でも、弘法大師は世界が、人々が、平和であり幸福であるようにと祈っていらっしゃる、それがこの奥の院という場所です。

(画像=<御廟(ごびょう)へ続く道は撮影禁止です。注意してくださいね!>、『たびこふれ』より引用)
参道を歩くとのびのびと天に向かう杉や、青々と生と時が過ぎてきたことを感じさせる苔に目が留まるでしょう。ぜひゆっくりと歩みを進めていただきたいです。

(画像=『たびこふれ』より引用)

(画像=『たびこふれ』より引用)
一歩一歩が、一呼吸一呼吸が、日々の疲れを癒し、新鮮な命を取り込むことができるでしょう。
姿見の井戸に挑戦
途中、姿見の井戸という井戸と出会うことができます。昔から、この姿見の井戸をのぞき込んで、自分の影が映らなければ、3年以内に亡くなってしまうという言い伝えがあるそうです。怖いです。ただでさえ井戸は深く暗く、自分の姿がかすんで見えないかもしれない。が、勇気のある方はぜひ挑戦してみてください。くれぐれも、自己責任でお願いしますね!

(画像=『たびこふれ』より引用)