ポイントカードやSuicaの機能もそれぞれメリットがある

Apple PayとGoogle Payにはポイントカードの管理にも違いがある。まず、Google Payはポイントカードを追加して管理する機能があるため、大量のポイントカードを持ち歩かずに済む。いちいちポイントカードのアプリの立ち上げる必要はないのだ。一方のApple Payは、現状「dポイント」と「Pontaポイント」しか登録できないため、ポイントカードについてはGoogle Payのほうに軍配が上がる。
また、Apple PayとGoogle Payでは、Suicaの機能にも違いがある。Apple PayではモバイルSuicaを含め最大12枚ものカードを発行でき、交通系ICカードをプライベート用と会社用で使い分けることが可能となっている。だが、Google Payでは1枚しか発行できないので、この点はApple Payのほうが優秀なのだ。

スマホの非接触決済「Apple Pay」と「Google Pay」って何がどう違うの?
(画像=Apple Payはカードを呼び出すときにFace IDまたはTouch IDで本人確認をする必要がある。Google Payの場合はアプリの立ち上げは必要なし、『オトナライフ』より引用)

非接触型決済には「おサイフケータイも」!

いかがだろうか? Apple PayとGoogle Payはよく似ている部分もあるが、いろいろと違いがあることがお分かりいただけただろう。実は、非接触型のスマホ決済サービスはApple PayとGoogle Pay以外にも、ドコモが登録商標を持つ「おサイフケータイ」があることも忘れてはいけない。こちらはauやソフトバンクでも利用可能で、QUICPay、iD、Suica、nanaco、楽天Edy、WAONのほかPASMOも利用できるので、利用したいサービス内容で使い分けるとよいだろう。

スマホの非接触決済「Apple Pay」と「Google Pay」って何がどう違うの?
(画像=Image:nttdocomo.co.jp、「おサイフケータイ」は、なんと2004年から携帯電話用として開発された歴史ある日本独自の決済サービス、『オトナライフ』より引用)

文・佐野陽高(フリーライター)/提供元・オトナライフ

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