オトナライフではこれまで様々な「フィッシング詐欺」の手口を紹介してきたが、先日、筆者の知り合いが本当にフィッシング詐欺に引っかかりiPhoneの「Apple ID」を乗っ取られてしまったという。そこで急遽本人に取材し、フィッシング詐欺でApple IDを乗っ取られると、実際にどんな恐ろしい事態になるのか報告したいと思う。iPhoneユーザーは必見のレポートだぞ!

そもそもフィッシング詐欺って何なの?

【実録!】フィッシング詐欺で「Apple ID」を乗っ取られるとこんなに恐ろしいことになる!!
(画像=『オトナライフ』より引用)

そもそも「フィッシング詐欺」とは、金融機関やネットサービス、宅配業者など、実在する有名企業の名をかたってメールやSMSを送り、公式サイトそっくりなWebサイトに誘導。ユーザーID・パスワード・クレジットカード情報、氏名、生年月日、住所といった個人情報を不正に取得し、入手したクレカ情報などで買い物をしたり、個人情報を悪用するというものだ。オトナライフでも様々なフィッシング詐欺の手口を紹介しているので→こちらで確認してほしい。とくに、国内でのシェアが高いiPhoneは、Androidスマホよりセキュリティが強固だと言われているが、最近はiPhoneの「Apple ID」を狙ったフィッシング詐欺が急増しているという。
そんななか、先日筆者の知り合いで実際にiPhoneでフィッシング詐欺に遭ったという人がいたので、さっそく本人に取材してその実態を調査することにした。iPhoneのApple IDが盗まれると、いったいどんな恐ろしいことになるのか? これは貴重な体験記である。

【実録!】フィッシング詐欺で「Apple ID」を乗っ取られるとこんなに恐ろしいことになる!!
(画像=これが、今回のフィッシング詐欺で実際に表示された「フィッシング詐欺」の画面。本物のApple ID入力画面とそっくりで、まさか偽物だとは思わないだろう、『オトナライフ』より引用)