実際に米国ではすでに「AI氷河期」とも呼ばれる状況が生まれ、マイクロソフトやグーグルといった大手企業が相次いでホワイトカラー職を削減しています。
米国ではもう「AI氷河期」がやってきた。日本では中高年の雇用を守って新卒採用を絞るので、コンサルや銀行員やプログラマは、ほぼゼロになるんじゃないか。 FcQRHPMO
— 池田信夫 (@ikedanob) August 17, 2025
その影響で米国の大卒者の失業率は全体平均を上回り、特にコンピューターサイエンスや工学系の専攻者で高くなっています。生成AIが新人の業務を代替するようになったことで、これまで人気のあった職種でも雇用環境が急速に悪化しているのです。
米国の大卒者の失業率が5.8%に達し全体平均の4.2%を大きく上回っている。深刻な景気後退に至っていないが若年層の雇用環境は悪化している。AIの進化がホワイトカラーの置き換えを加速させており過去の景気後退期以上に就職環境は厳しさを増している。真の「就職氷河期」はこれから本格的に始まる。 pic.twitter.com/K7nybaLXZW
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) June 10, 2025
日本もこの流れから無縁ではなく、近い将来同様の「就職氷河期」に直面する可能性が指摘されています。
日本でもこの流れが近々来そう。「コンピューターサイエンス・コンピューター工学専攻の若者の失業率がそれぞれ6.1%と7.5%で、哲学の3.2%などより高かった」 /米国の大卒、「就職氷河期」AIが新人の仕事代替 MCRwfY4Q
— 佐々木俊尚 四刷出来!「フラット登山」絶賛発売中 (@sasakitoshinao) August 18, 2025