実際に米国ではすでに「AI氷河期」とも呼ばれる状況が生まれ、マイクロソフトやグーグルといった大手企業が相次いでホワイトカラー職を削減しています。

その影響で米国の大卒者の失業率は全体平均を上回り、特にコンピューターサイエンスや工学系の専攻者で高くなっています。生成AIが新人の業務を代替するようになったことで、これまで人気のあった職種でも雇用環境が急速に悪化しているのです。

日本もこの流れから無縁ではなく、近い将来同様の「就職氷河期」に直面する可能性が指摘されています。