アウトな人は起訴されています。

司法による判定を受けた上で不記載が指摘された議員について岸田文雄総理(当時)は自民党総裁として、党内左派は不問とし、親安倍系だけに対して1年間の党員資格停止や除名などの処分を科しました。

ところが石破内閣は石破茂と小泉進次郞が特に積極的にマスゴミウケを狙ってマスゴミが言うからと不記載が指摘された議員のうち、親安倍系にだけ処分をさらにおかわりする事を選択しました。

一度党として最終処分を決定したはずなのに蒸し返して再度処分を行ったのが石破内閣ですよ。

およそ法治国家にあるまじき姿勢を見せたのですからこんな連中には期待できないとそっぽを向く有権者だっていたことでしょう。

それで今回の参議院選挙の総括では不記載問題について処分が甘かった、足りなかったかのような言い訳をしてこれを大きな敗因の一つに入れるのは「いかにして他に責任をなすりつけるか」これを基本に考えられたものとしか思えません。

今回の岸破政権執行部による参議院選挙総括はものすごくざっくりまとめてしまうと、

石破や執行部の責任には言及しない 石破や執行部の責任を曖昧化するため責任は党全体にあるとする 参議院選挙の出口調査の実態を無視した敗因分析から今後の対策を出している

という形になっています。

「石破には責任はないんだよ!悪いのは裏金問題とか党全体なの!石破は少数与党で苦しい政権運営の中がんばったの!」

こんなことを言われて選挙のためにがんばってきた候補者本人だけでなく、地方議員、後援会、自民党員らが納得できるでしょうか?

むしろ愚弄されたと思うでしょう。

昨年の衆議院選挙だって1200万円の不記載が判明していた武田良太は公認しておきながら、(武田良太は二階派の番頭として総裁選では石破へ投票するように恫喝して回っていたと一部で指摘されていた人物)親安倍系は12万円の単なる記載漏れですら裏金判定で非公認決定。