スタイリッシュさと力強さを兼ね備えた形状のクワガタムシ、カブトムシはいつの時代も大人気。
しかし以前X上では、あまりにも貴重すぎるクワガタが発見され、人々に多大なる衝撃を与えていたのだ。
画像をもっと見る
■このクワガタ、何かがおかしい…
今回注目したいのは、クワガタ愛好家・響さんが投稿したポスト。
「やっばいの捕まえてしまった」とだけ綴られた投稿には、屋外でクワガタを手にした写真が添えられている。そして注目すべきは、クワガタの形状。
大アゴの左側はメスのように小さいのだが、右側はオスのように大きく、ハサミ状になっている。どうも、通常のクワガタとは異なる形状をしているのだ。
■「奇跡のクワガタ」と話題に
こちらのポストは瞬く間に話題となり、「どうなってるんだこれ」「見れば見るほど、不安な形状してる」「脱皮に失敗したのかな」「これは何の種類ですか…?」など、驚きの声が続出。
一方で、事情を知っていると思われる人物からは「これは奇跡のクワガタです!」「ガチですごいと思うよ」「すごい確率ですね。発見おめでとうございます!」といった具合に、祝福のコメントが多数寄せられている。
ポスト投稿主・響さんは発見時の様子について、「木の高いところで体の左側のメスの部分しか見えなかったので、大きなメスの個体だと思って網を伸ばしました。網の中に落ちていったときに違和感のあるシルエットだったので、確認したら雌雄モザイクの個体でした」と、振り返っていた。

(画像=『Sirabee』より引用)
果たして「雌雄モザイク個体」とは何なのだろうか。今回はその詳細をめぐり、地域の自然史系博物館としては日本有数の規模を持つ博物館「大阪市立自然史博物館」に話を聞いてみることに。
すると、当該のクワガタをめぐる衝撃の事実が明らかになったのだ…。