とにかく世論形成がこれまでの既存メディア、専門家集団が主導した時代から、種々雑多なネット情報、感覚・体感情報が主導する局面が増え、当事者らはそれに逆らう行動をとれない。そういう変化が起きていると思います。特に政治ジャーナリズムは狭い「永田町」(政界)がばかり見つめ、「政権中枢を長年取材」なんていう宣伝門文句を自慢げに掲げる時代ではなくなったということでしょう。
編集部より:このブログは「新聞記者OBが書くニュース物語 中村仁のブログ」2025年8月29日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は、中村氏のブログをご覧ください。