「作戦中、無線士は敵軍のプロパガンダ放送に周波数を合わせておくように。明日の夜はタイトルに、煙(smoke)または炎(fire)という言葉が入った曲が流れ続けるはずである。これは日本が迎撃してこず安全に爆撃を遂行できるという暗号である」
そして9日の夜、謀略放送ゼロ・アワーでは、〝Smoke Gets in Your Eyes(煙が目に染みる)〟や〝I Don’t Want to Set World on Fire(世界を火に包まないで)〟などの曲が東京ローズのMCの間に流されたという。どちらの曲も非常にゆったりとしたバラードである。
その後8月の原爆投下にあっても、同様のことがあったとも。
この経緯をいったいどう捉えればいいのだろうか…日本のプロパガンダ放送と米軍はツーツーだった!? プロパガンダ放送局はNHK内にあった。
東京大空襲では、徹底的な爆撃で東京の下町は焼け野原になり工場も焼き尽くされ重機などの金属類はとろとろに溶けたーーーその遺物が墨田の公園の片隅に遺っている。
日米関税交渉。
担当大臣はまたしても渡米したという。まるで頻繁足繁く通う朝貢外交のようである。コメに限らず、またしても日本は米国に打ち負かされ徹底的に溶かされるのであろうか。